先とはちょっと違うタイプの和紙で試してみました。薄くて、透かすと繊維の筋が見えるやわらかい和紙です。

同じように芯を入れようとしてみたのですが、透けるし何重にも巻くとかえって形が整いにくい。結局、芯は入れずに、10センチほどに細切りにした和紙を、1.5センチ幅の紙バンドを型紙にして、テープ状に折って使いました。
1本のテープがおおよそ6重ですから全体が24重以上になるわけですが、厚さを測ると1.6ミリ・押し付けて1.2ミリ、先の箱の半分でした。編み地も柔らかくて、厚手のフェルトのような感じといいましょうか、形を変えても折り目がつきにくく伸ばせば戻ります。
箱にはちょっと頼りない感じですし持ち味の透け感もありませんが、それなりの強度はあり畳むこともできる、そんな用途があれば、使えるかもしれません。



データです。