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ソフトウェアの説明、仕様や設定、操作方法など

『ステッチパターン図鑑』ver1.1

ステッチパターン図鑑に、しおり(ブックマーク)情報を追加しました。

pdfファイルの目次を表示させると、ブックマークからすぐに特定のページを開けます。先にはいったん「目次」ページに戻る必要がありましたので、移動操作が楽になります。

※内容自体は先のバージョンと同じですので、印刷して使われている方は更新不要です。

ステッチパターン図鑑に目次が追加されました
ステッチパターン図鑑に目次が追加されました

ダウンロードはこちら。(先のページ内容を更新しています。)


デジタル図鑑ならではの「着せ替え」はこんな感じで操作できます。

印刷版であれば、QRコードからシミュレーターが開きます。

色だけでなく、バンド幅を1/3幅に変えたり、無くしたり。またコード自体を変えて、模様の変化を見ることもできます。

巻末のバリエーション表にもリンクがついています。スマホやパソコンの画面で模様を確認できます。

ステッチパターン図鑑

さて、ここまで見てきたステッチですが、レベル1の縦横・レベル2のクロスについては、最小単位の組合せに限定しても、非常に多くの組合せがあり、それぞれに異なる模様が生まれることがわかりました。

そして、それらをカテゴリーとして分類し、代表的な模様を順に見てきました。分類自体も試行錯誤からスタートしたものですが、ようやく全カテゴリーを網羅することができました。

そこで、ひとつの区切りとして、試作した42点のかごをパターン図鑑としてまとめました。1冊のPDFにすることで、個別の模様だけではなく、全体を通したバリエーションの多様さを一覧していただけるのではないでしょうか。

図鑑の表紙
図鑑の表紙

レベル1のページ例
レベル1のページ例
目次ページ
目次ページ
レベル2のページ例
レベル2のページ例

AIによるおすすめカラーバリエーションは、見るだけではなく着せ替えて楽しむこともできます。印刷でもデジタルファイルでも利用できるよう、QRコードとリンクを掲載しています。

  • 全組み合わせを眺める模様カタログとして。
  • あの模様はどう配置するんだっけ、というときのリマインダーに。
  • オリジナルデザインのためのテストツールとして。

様々にご活用いただければ幸いです。自由にご利用いただけます。

軽量版(17M)はこちらからダウンロードできます。デジタルファイルを参照される方におすすめです。

劣化のない印刷版(39M)はgitHubにあります。stitch_catalog_ver1.1.pdfをダウンロードしてください。

💡 全52ページですが、A5サイズで両面印刷すれば13枚に収まります。「冊子(ブックレット)印刷」機能を使えば、そのまま半分に折るだけで冊子になるようにページ配置してくれるので便利です。

📖もちろん、A4サイズのまま印刷して、メモ欄に色や組み合わせのアイデアを書き込みながら、自分だけのデザインノートとして育てていただくのもおすすめです。

🤖 PDFをAIに登録すると、自分専用のステッチ・パートナーにできるかも。何ができるか、AIに聞いてみて下さい。


🔄更新履歴(このページには最新版を載せています。過去ver.はgitHubにあります)

底の重ね位置

折りカラー編みでは、側面で折り返したバンドを底まで編み重ねますが、底の中はどこまで重ねたらよいのでしょう。今まで、各辺からのバンドは、とりあえず底の中央線までとしていましたが、改めて、位置を変えて比べてみました。

縦横の四角数は5と6、最初の配置や折り返しは同じで、底の中でどこまで重ねるか、を変えた3種、格子(ドット)模様です。

左から、A:底の辺、B:中間位置、C:底の中央線、まで重ねたときのパターンです。長辺側が重なっている例となります。

折りカラー編みの底の模様

同様に、左から、A:底の辺、B:中間位置、C:底の中央線、まで重ねたときのパターンです。短辺側が重なっている例となります。

折りカラー編みの底の模様

まず、それぞれの数を数えてみました。辺にかかる部分を除いてカウントした値に、辺上のカウントをカッコ付きで加えています。

同じ色が連続する四角数の最大

C:底の中央線では最大2で、大きく連続することはない。辺に近づくほど連続した領域が大きくなっていきます。

同色領域数A:底の辺B:中間位置C:底の中央線
外側・黒の最大数1392
外側・赤の最大数122
内側・黒の最大数1172
内側・赤の最大数122

バンドごと、同色2点が並ぶ数

C:底の中央線まで重ねたパターンが、2個並び数が一番少なくなっています。2個並び数が少ないほど、格子模様に近いと言えるでしょう。

2個並び数A:底の辺B:中間位置C:底の中央線
外側・横ひも・黒12106
外側・横ひも・赤024
外側・縦ひも・黒12106
外側・縦ひも・赤024
外側・2個並び数合計242410
内側・横ひも・黒1086
内側・横ひも・赤024
内側・縦ひも・黒1086
内側・縦ひも・赤024
内側・2個並び数合計202010

同じ色が並ばない、独立した四角の数

重なり位置が、中央から遠いほど、独立した四角の数が増えています。一番多いのは、A:底の辺のパターンです。独立した四角数が多いほど、格子模様に近いと言えるでしょう。

独立四角数A:底の辺B:中間位置C:底の中央線
外側・黒の独立四角数15 (+6)5 (+14)6 (+14)
外側・赤の独立四角数241813
外側の独立四角数39 (+6)23 (+14)19 (+14)
内側・黒の独立四角数16 (+8)8 (+14)6 (+14)
内側・赤の独立四角数201913
内側の独立四角数36 (+8)27 (+14)19 (+14)

同じ色が連続する領域の数

同じ色が一続きになっている領域を1と数えます。最小の独立四角、最大の同色領域、いずれも1です。
A:底の辺が一番多く、次いでC:底の中央線、B:中間位置の順です。領域数が多いほど、格子模様に近いと言えるでしょう。

同色領域数A:底の辺B:中間位置C:底の中央線
外側・黒の同色領域数17 (+6)7 (+18)12 (+18)
外側・赤の同色領域数242221
外側の同色領域数41 (+6)29 (+18)33 (+18)
内側・黒の同色領域数18 (+8)10 (+18)12 (+18)
内側・赤の同色領域数202321
内側の同色領域数38 (+8)33 (+18)33 (+18)

その他の指標

指標A:底の辺B:中間位置C:底の中央線
バンドの使用量◎ 少ない〇 少し多い△ 多い
底の丈夫さ△ 二重〇 二重/四重◎ 四重
編む手間◎ 少ない〇 少し多い△ 多い
切り替え位置◎ わかりやすい△ わかりにくい〇 慣れればわかる

まとめ

比べてみると、どの点から見てもベスト、というパターンはありません。用途、サイズ、色、模様、素材、手間その他を総合的に勘案して、何を選ぶかでしょう。

なお、選択にあたっては、赤のバンドと黒のバンドは交換可能ですし、長辺側/短辺側は折り返し方向を変えれば入れ替えられます。また、A/B/C については内側と外側は同じである必要はなく、例えば外側はA:底の辺・内側はB:中間位置などとすることもできます。

縦横の四角数は5と6という、あくまで一例ではありますが、代表的なパターンとその傾向として、判断材料になればと思います。

データです。3点とも同じです。Ver1.9 からの .cbmesh ファイルですが、旧Verでもそのままドラッグすれば開けます。

『折りカラー編み(OriColorWeave)』斜め編みの折り返し方向

折りカラー編みの一番シンプルな適用例として、二色の斜め編みを試してきました。ポイントは、

全バンドが二色で交差する高さ位置を、折り返しラインにする

ことでした。そして、このようになる縦・横・高さ・配置の組み合わせが、何パターンかあることもわかってきました。

二色の交差では、折り返す際に、内側・外側それぞれ、

  • その方向に重ねれば、バンド色が変わります
  • 反対方向に重ねれば、バンド色は変わりません

今までは、A色B色をクロスにする、つまり斜め2方向のうち、片側をA色・もう片側をB色となるような方向に重ねてきました。

でも、二色のバンドで作ることができる模様は、他にもあります。例えば、

  • 斜め2方向が、ともにA色B色、1点ずつ交互であれば、ストライプになります
  • 斜め2方向が、ともにA色B色、複数点ずつ交互であれば、千鳥模様になります
  • 交互順を途中で切り替えれば、崩し縞になります

ともに折り返した時、外側に作られる模様と内側作られる模様が同じになるかどうか[※]はわかりませんが、片側にのみ折り返せば、内側と外側の模様を異なるものにもできるでしょう。

つまりこうです。クロスに限らず、

折り返しラインでは、折り返し方向を組み合わせて、バンド色模様を作ることができる