「PPバンド」カテゴリーアーカイブ

PPバンドのかご

PPバンド・斜め編みのかご・フルオーダー

CraftBandMeshシリーズは、かごをデザインするアプリです。では、誰が使うかごを、誰がデザインし、誰が作るのか?“ハンドメイド”ですから、まずは、自分が使いたいかごを、自分でデザインし、自分で作る、でしょう。

使う人・デザインする人・作る人。アプリが想定しているユーザーは、デザインして・作る人、です。作り方は教えてくれませんが、作るために必要なデザインをサポートしてくれます。使いたい人が、作り方を習って、作ろうとした時に役立つのです。

使う人・デザインする人・作る人。でも、この中の主役は、そのかごと一番長く付き合っていく使う人でしょう。そして、使う人、皆が作れるわけではありませんから、多くの場合は、誰かがデザインして作った中から選ぶだけになっているのだと思います。

ハンドメイドでは、オーダーで、カスタマイズが可能なところもあります。でも、SMLのサイズ指定だったり、模様の色変更だったりで、ベース部分は既存から選ぶケースが多いようです。バンドの長さや本数・色や配置・模様の出方などを、毎回手計算して試作していたら、時間がかかってしまうからでしょう。

でも、アプリを使えば、サイズや本数計算は即時、模様もパソコン上で簡単に見ることができます。そして、従来の[プレビュー]図は作る人向けのものでしたが、Ver1.8.8からの[プレビュー2]であれば、使う人が見てもわかるのではないでしょうか。

ということで、試してみたのは「使う人が・デザインする」です。

テスターとしてご協力いただいたのは、Nさん。ピンクが好き♡カラフルが好き♡と言われる、おしゃれな方です。haruはオペレーターに徹し、すべてをNさんに決めていただいた、Nさんデザインのかご、それがこちらです。

斜め編み・フルオーダーのかご

作りはしましたけれど、この発想、haruには不可能です。使う人の欲しいってすごい、って作りながら驚きました。

そして、作ることについては素人の見真似ですから、すき間があったり、持ち手のカバーや留め具もありません。データをお渡しするから、プロの方が上手に作ってくれるといいなあ、と思ったのでした。

どのようにデザインしていただいたのかは次稿で。

コウモリ模様のプラカゴ

同じ紫と黒で、更にふたつ作ってみました。

コウモリ模様のプラカゴ

右側は、先の16パターンのうち、もうひとつの千鳥模様⑧を、高さ半分で作ってみたもの。左側は、Squareに差しひもで絵を作ってみたもの。さて、コウモリ模様に見えるでしょうか。

左側、Squareの編み図です。[プレビュー2]機能は追加されましたが、差しひもが表示されるのは[プレビュー]だけです。

sauqre

右側、Square45の編み図です。

square45

データです。

PPバンド・斜め編み2色の模様

Ver1.8.8で、CraftBandSquare45で斜め編みのかごを作る時、[プレビュー2]タブで、側面の模様も見られるようになりました。

試しに、2色の組み合わせで出来る模様を作ってみました。各辺の四角数4個の小さめのキューブです。それでも、全ての並びだと数が多すぎるので、こんな制限をつけました。

  • 2色同数・8本ずつ
  • 縦と横の並びは、同じ、もしくは色の反転とする
  • 回転や反転で同じ模様になるものは除く

この条件で、16パターン、順に側面の絵を作ってみました。

斜め編み2色の模様

対応する色の並びはこんなです。

底と各側面の模様が揃う条件を満たすのは⑧だけですから、側面がどんな模様になるのかを[プレビュー]から読み解くのはちょっと難しかったのですが、それが簡単になりました。

1個、作ってみました。千鳥ですから、今の季節、コウモリって言っちゃっていいかな、なんて。さて、何番のパターンか、わかりますか?

斜め編みの千鳥模様

データです。写真の1点のみですが、上の表に従って色を入れ替えていただくと、他の模様を作れます。

様々な色パターンで試す操作、4点の例です。

『鉄線編みのプラかごの作り方』手順書

鉄線編み、シックススター2色のかごバッグの作り方を手順書にしてみました。六角形の底からそのまま立ち上げられる、いちばんポピュラーなタイプです。

先のカゴより、ワンサイズ小さいカゴです。金ラインのバンドの残りに合わせましたが、50メートルの購入でちょうど2個、2サイズ作れたわけです。星の回転方向も逆にしてみました。(右綾/左綾でどちらでも選べます)

パワーポイントを動画にしたのがこちら。

鉄線編みのプラかごの作り方

手順書ですが、パワーポイントだとファイルサイズがちょっと大きすぎるので、PDFを貼り付けておきます。

型紙に使ったPDFファイルも置いておきます。編み図は手順書に含まれていますので、実寸で印刷すれば、アプリなしでも試せると思います。

データです。CraftBandHexagonで開けば、バンド色や本数や余裕値を任意に変えて再利用できます。

できあがりは、こんな感じです。

PPバンド・鉄線崩し編みのかご

鉄線崩し編み、PPバンドでも試してみました。

ひとつの模様が各方向 6本(間引いたバンドも含めると) で作られますので、模様の数を作るため1/2幅ベースにしました。

鉄線崩し編みのかご

間引いている部分がスペースになるのですが、側面を下から順に編んでいくと、このスペースを均等に保つのが難しくて、だいぶ歪んでしまいました。最初に六つ目枠を作って、あいだを埋める作り方ができれば、もっとキレイに作れるかもです。

底です。

鉄線崩し編みのかごの底

鉄線編み3本セットのうち1本を無描画色にしました。色の並びは先と同じです。

データです。