縦横に底を組み、交差方向に対して45度に立ち上げてつくるかごをデザインできます。数の単位である「四角」は、バンドが縦横に組み合わされてできる四角形です。
北欧編みや、斜め網代編み、PPバンドの斜め編みなどに対応します。
こんなことができます。
- 目標サイズから[概算]すれば、必要なバンド数・バンド長がすぐにわかります
- 本数を直接入力すれば、できあがりサイズをリアルタイムで見ることができます
- 詳細設定モードでは、バンド個別に幅や色を設定できます
- 繰り返しや、サイズに合わせた編み目を編集できます
- 長桝網代編みなどの底編みが簡単に作れます
- プレビューでは、底編み図や必要なバンド長・配置が見られます
- プレビュー2では、編んだ時に作られる模様を見ることができます
- 3Dモデルで、できあがりイメージを見ることができます
1.登録されたバンドの種類から、使用するバンドを選択します。
バンドは任意に追加登録することができますので、様々な幅・本幅数・特性を使い分けることができます。
2.目標とする寸法、基本のひも幅を指定します。
基本のひも幅は、1 ~ 先に選択したバンドの種類が持つ本幅数、の間の数値で指定します。例えば12本幅であれば、1~12のいずれかが選べます。
ベースとなる色を指定したければ、「基本色」を設定してください。
3.横の四角数・縦の四角数・高さの四角数を任意に組み合わせます。
1本の縦ひもと1本の横ひもがクロスして作られるのがひとつの四角です。四角数の各数値をUp/Downして個数を指定してください。ひも間にどれだけのすき間を置くかの数値も設定してください。
4.縁の始末を指定します。
[縁の始末]のタブをクリックし、登録されている縁の始末の編みかたから選択して[追加]ボタンをクリックしてください。
5.追加のパーツがある場合は、[追加品]タブから登録してください。
登録されているパーツから選択して、長さと点数を入力し[追加]ボタンをクリックしてください。
6.プレビュー画像で全体のバランスを確認します。
「プレビュー」のタブをクリックします。
ここまで設定した内容が画像で示されます。
[画像ファイル]ボタンで画像ファイルだけを取り出したり、[ブラウザ]で原寸大画像を見ることができます。
プレビュー画像は実サイズで作成していますので、等倍で印刷できれば、そのまま型紙として使用することができます。
7.[ひもリスト]ボタンをクリックすると、ここまでの情報とカットリストが出力されます。
別データとして取り出したり印刷する場合は、[TXT出力]ボタンでメモ帳、[CSV出力]ボタンでエクセルが開きます。(パソコンにインストールされている場合)
8.ファイルメニューから[名前をつけて保存]すると、ここまでのデータを保存できます。
次回、同じデータを開いてそのまま使うこともできますし、バンドの種類・幅・四角数・縁の始末などを少し変えた作品にすることもできます。
9.詳細設定モードにします。
「縦横を展開する」にチェックを入れると、[横ひも][縦ひも]のタブが表示されます。
ひも幅を半分にし、横の四角数・他との四角数・高さの四角数を増やしました。[横ひも][縦ひも]のタブで、ひもの幅や色を設定することができます。
10. [ひも上下]のタブで、編み目を指定できます
網代編みの場合は、「開始高さ」と「縦横の四角」の機能で、編み目の初期値を簡単に作ることができます。
PPバンドなど全て同じ編み方でよければ、「開始高さ」をゼロにしてください。平編みが全体に繰り返し適用されます。
11.プレビューで模様とバランスを確認します
[プレビュー]タブでは、底編み図を見ることができます。おもて、うらを切り替えて表示できますので、内側を編んで立ち上げる際に便利です。
[プレビュー2]タブでは、編んだ時の側面、模様のつながりを見ることができます。
[3Dモデル]ボタンをクリックすると、3Dビューアーが開きますので、ひものつながりが確認できます。
投稿から
- 北欧編み
- 斜め網代編みの底の組み方
- 斜め組み編みの模様
- 斜め網代編みの底の模様(1)~(3)
- 長桝網代底の編み図生成(動画あり)
- 四方網代底の編み図生成(動画あり)
- 2つ飛び網代編みの立ち上げ位置と底編み図生成(動画あり)
- 鶴網代のバッグのデザイン(動画あり)
- 底編み無しの斜め網代