折りカラー編みの一番シンプルな適用例として、二色の斜め編みを試してきました。ポイントは、
全バンドが二色で交差する高さ位置を、折り返しラインにする
ことでした。そして、このようになる縦・横・高さ・配置の組み合わせが、何パターンかあることもわかってきました。
二色の交差では、折り返す際に、内側・外側それぞれ、
- その方向に重ねれば、バンド色が変わります
- 反対方向に重ねれば、バンド色は変わりません
今までは、A色B色をクロスにする、つまり斜め2方向のうち、片側をA色・もう片側をB色となるような方向に重ねてきました。
でも、二色のバンドで作ることができる模様は、他にもあります。例えば、
- 斜め2方向が、ともにA色B色、1点ずつ交互であれば、ストライプになります
- 斜め2方向が、ともにA色B色、複数点ずつ交互であれば、千鳥模様になります
- 交互順を途中で切り替えれば、崩し縞になります
ともに折り返した時、外側に作られる模様と内側作られる模様が同じになるかどうか[※]はわかりませんが、片側にのみ折り返せば、内側と外側の模様を異なるものにもできるでしょう。
つまりこうです。クロスに限らず、
折り返しラインでは、折り返し方向を組み合わせて、バンド色模様を作ることができる