追いかけ編み(細幅)を追加したので、12本幅の垂直ひもに対して、編みひもを更に狭くして、1本幅の編みひもにしてみました。
ただし、全面だと長いひもが必要になるし編むのも大変なので、12本幅と交互にしてみました。
1本幅になると、2本幅以上に詰められますが、ミリ以下の差ということで、とりあえず先の「追いかけ編み(細幅)」を適用しました。
ちなみに、編地はちょっと面白いですが、12本幅と1本幅をきれいに合わせて編むには、かなりテクが要ると思いました。(私にはありません)
次のサイズは、いちばん広い12本幅に対して、狭い2本幅の追いかけ編みで作ってみました。
「追いかけ編み」の設定は「高さ比率対ひも幅」「垂直ひも長比率対ひも幅」ともに2です。編みひも2本ですから、編みひもの幅イコール高さ、としているわけです。
ところが、編んでみると、
当初の計画: 27周54段で高さ133mmのところ、
同じ高さにするには、29周58段編む必要がありました。
編みかたにもよると思いますが、垂直ひもが広くてしっかりしているので、細い2本幅の編みひもだと、詰めれば、結構詰められるのです。
今の場合、ひも幅ぶんの高さに対して93%くらいでした。
ただ、この比率は固定というわけではなく、もう少し詰めることも、ゆるくすることもできる、つまり編みかた次第のものです。
そこで、設定の編みかたに「追いかけ編み(細幅)」を追加し、
「高さ比率対ひも幅」「垂直ひも長比率対ひも幅」 を1.85としました。
ひもの組み合わせ的に詰められるケースは 「追いかけ編み(細幅)」
通常は「 追いかけ編み 」として使えばよいかと思います。
先と同じく、 先にしっかり折り目をつけての輪編みです。
長い横ひも7本、縦ひも8本で すが、こんどは 最上と最下の短い横ひもは 無しとしました。垂直ひもは同じ本数なので、先よりちょっと間があいた感じになります。
先よりもっと、四角い感じになりました。
最上と最下の短い横ひも がない、ということは、側面の角には、長い横ひもと縦ひもが並ぶことになります。そして、その間に編みひもの折り目が入ることになります。きれいに合えばよいのですが。。
ずれた角もできてしまいました。
折った位置の合う力が、
垂直ひもの真ん中 < どちらかの垂直ひもの辺
という感じです。垂直ひもが隙間なしに並ぶ間に詰めようとすると。
結局、きれいに作りたかったら、1段ずつ角を合わせながら編むべし、ってことなんでしょうか。
更にもう少し詰めて、8本幅の垂直ひもで、隙間を3本幅+αくらいにしてみました。
側面は、素編みと出てきたので、周に1目飛ばしつつグルグル編むことにして、であれば、各側面は偶数でもよいかな、と8本。
(編みかたの設定で、素編みの厚さを3.5に修正しました)
縦ひもを差し込むのがちょっと大変でした。
側面も、詰めるのに力が要る。その代わり、編んでて解けにくいし、そんなに難しいわけでもない、かな。でも、これ以上隙間を狭くするのは、きついかなって思いました。
※追記
底を作るとき、横ひもに対して、最左・最右の縦ひもをどう貼るかなのですが、
交互に貼るやり方と、平たく貼るやり方があるようです。
奇数の場合はどちらでも使えますが、偶数の場合は平たく貼る方になるのかな、と思います。
だんだん大きくなってきました。
垂直ひもはまだ6本幅ですが、側面にいちばん太い12本幅を使ってみることにしました。
12本幅を3本使っていますが、間にスペースが空いています。
当初の計画では、詰める予定だったのです。が、作ってみて、どんなに詰めようとしてもムリ!! でした。
見れば、2本幅は表・裏に波打つようにして詰められています。12本幅は、 6本幅の垂直ひもに対して、強すぎる、というか、曲がりません。曲がるのはどちらかというと6本幅の方。
結局、間に2本幅くらいのスペースができてしまったのです。
教訓。垂直ひもより太いひもは、側面には詰められない。
編みかたの設定には「スペース」も作ってあったので、それを使うことにし、縁ひもを当初予定より狭くすることで、辻褄を合わせました。