「メッシュワーク」カテゴリーアーカイブ

2軸・3軸に編んで作る模様。布や細切りの紙を編む。

PPバンド・鉄線編みの浅かご

V1.8.2 で追加された鉄線編み、3色で、各方向を同色で作ってみました。すき間を詰めるので、PPバンドです。

鉄線編みの浅かご

底は3色の模様になるのですが、立ち上げた側面の角は同色が組み合わさるので、底と同じ模様にはなりません。なので、底メインの浅いかごです。

縁は、斜めひもを全て内側に折り込みましたので、少し厚めになりました。内側の縁ひもは、縁から1段下げた位置に置きました。

底から見たところ。

鉄線編みの浅かごの底

編み図は外側からの図にしていますので、色の並びは底に対応します。

編み方はこんな感じ。初めての鉄線編みだったのですが、この手順だと余り迷わず作ることができました。

  1. プレビュー図の画像を、実寸の型紙として印刷する
  2. 斜め60度ひもと120度ひもだけを表示させた画像を作る
  3. 型紙に両面テープを貼り、まず青(60度)のひもをカットしながら貼る
  4. 白(120度)のひもをカットしながら、2.に合わせて差し入れる
  5. 側面を非表示・底の3方向のひもだけを表示させた画像を作る
  6. 赤(横ひも)をカットしながら、5.に合わせて差し入れる
  7. 底の6角をヘアピンでとめ、PPバンドを養生テープで固定し、型紙から外して立ち上げる
  8. 各側面の角部分を、(既に編まれている)中央部分に合わせて編む
  9. 全表示の画像を参考に、側面のひもを差し入れる

1.の画像です。

データです。

リボンの斜め網代編みポーチ

クラフトバンド/紙バンドのサイズ計算を簡単にするため作り始めた CraftBandMesh ですが、シリーズのアプリが増え、機能も増えて、PPバンドでも使えるようになりました。そして、畳縁を使った時に、幅広のバンド状のものであれば、素材が何でも使えるのでは?と思いました。

そこで、試しに、リボンでポーチを作ってみました。

リボンの網代編みポーチ

中はこんなです。ファスナー部分はバイアステープを縫い付けましたが、二重の編地なので裏地は付けず、内側も模様が見えるようにしてみました。

リボンの網代編みポーチの内側

斜めに編みましたので、CraftBandSquare45 でデータを作りました。ただし、手許にある開発中バージョンで、issue #35の修正を加えたものです。

画像ファイルはこんなです。

CraftBandSquare45の画像ファイル

2つ飛びの網代編みにするため、底部分だけ1点にしました。上の図と方向は異なりますが、こんなです。

リボンの斜め網代編みの底

奥行きがないので、バンドの長さは同じです。わざわざアプリを使うほどのこともなさそうですが、

  • 1巻5メートルのリボン、2色2巻を使い切ること
  • 手許にある20センチのファスナーが使えるサイズ

というミッションのクリアには便利でした。青の方がほんの少し定格より長かったのですが、ファスナーの引手にできました。

データです。バンドの種類に「リボン」2本幅12.5mmを登録してから開いてください。