斜め網代編みの底の編み図の色塗りをしながら思いました。縦ひもの上と下を2色で塗っているわけだけれど、2色のひもでできないのかなと。
で、試しに作ってみました。PPバンドです。
作り方はまだまだ改良の余地ありですが、2色。素敵でしょ?
底はこんなです。
そして、内側です。
もとになったデータをつけておきます。この通りじゃなくて、ちょっと手を加えているのですが、それについては次回説明します。
斜め網代編みの底の編み図の色塗りをしながら思いました。縦ひもの上と下を2色で塗っているわけだけれど、2色のひもでできないのかなと。
で、試しに作ってみました。PPバンドです。
作り方はまだまだ改良の余地ありですが、2色。素敵でしょ?
底はこんなです。
そして、内側です。
もとになったデータをつけておきます。この通りじゃなくて、ちょっと手を加えているのですが、それについては次回説明します。
斜め組み小かごと同様にして、トレイを作ってみました。四角数は、横16・縦12・高さ2.5個。縁の始末は「対角線に折って差し込む」です。
実寸の型紙をプリントアウトし、両面テープを貼って、その上にひもを並べて作りました。ちなみに、実寸に印刷する手順は、
やってみてわかったことは、実寸の型紙があれば、
今回もクリアファイルの上に両面テープを貼ったので、たちあげの時にはいったん外す必要がありました。そのせいか、側面がちょっと広がってしまいました。
そこでまた考えました。
何度も作るわけじゃないので、型紙は使い捨てでいい。
→クリアファイルを置かなくても、直接型紙に両面テープを貼ればいい。
→立ち上げ時には、両面テープから外さなくても、型紙ごと折ればいい
→型紙の裏面に、あらかじめ、表側の底の線を転記しておけばいい。
データです。
CraftBandSquare45 を使ってみます。
まずは、小さいかご。四角の数で、横4個・縦3個・高さ2.5個です。縦横は1個、高さは0.5個単位で設定します。
「縦横を展開する」とすると、それぞれのひもの色を設定できるので、先のPPバンドのかごに合わせてみました。縁の始末は「ノコギリ状に折って差し込む」です。
プレビュータブに表示された画像を[ブラウザ]ボタンで開き、ブラウザの機能で印刷しました。画像は、画面の解像度・実寸で作られています。実寸で印刷できれば、そのまま型紙にできるはずなのです。
でも、使用しているプリンターはA4までしか印刷できないので、A2のPDFファイルを作り、Acrobatの印刷機能で「すべてのページ分割」して印刷し貼り合わせたのですが、測ってみると実寸の89%になっていました。
ぴったりとは置けませんが、そこそこの目安にはなります。とりあえず作ってみることにしました。
クリアファイルをプリントアウトの上に置いて、両面テープを貼って、PPバンドを絵に合わせて並べました。色や長さもわかりますので、真ん中から置く必要もなく、端から順に組むことができました。
実寸で印刷できれば、絵にあわせてカットしながら組んでいく、なんてこともできそうです。ブラウザの印刷機能もPDFの印刷機能も、拡大縮小をパーセント指定できますので、印刷手順を試してみようと思います。
データです。
CraftBandMesh V1.2では、底の縦ひも・横ひもの個別長さとともに、個別色も指定できるようになりました。そこで、試しに、PPバンドでも使えるか、試してみました。
作ったのは、こんなかごです。PPバンドで作るのは初めてなので、あまり出来はよくないです。持ち手を裏に取り付けると表が凸凹になること、縦ひも数が偶数だと持ち手の取り付け位置が対称にならないこと、がわかりました。
データでは、短い横ひもをゼロにすることで、実質、縦ひもと横ひもを組んでつくるかごになります。PPバンドは、組んでつくるかごが作りやすいのです。でも、このデータを作るためには、
1.「バンドの種類」に「PPバンド」を登録
実際の幅は14.5mmほどですが、組むと多少のすき間は空いてしまいます。それが0.5mmに相当するとして、バンド幅を15mmで登録しました。パッケージには幅約15mmと書かれていますし。持ち手は半分に割いて作りましたので、全幅は2本幅にしました。
2.編みかたに「輪編み(PPバンド)」を登録
PPバンドは、貼るのではなく重ねて輪にしますので、1周あたり10センチの余裕を持たせました。また、側面の高さ方向は、少しすき間が空いてしまいましたので、高さ対ひも幅・垂直ひも比率対ひも幅を1.01としました。上手にできれるようになれば、1に収まるのかもしれません。
3.編みかたの’縁専用’に、「内外に折り内と外に縁ひも差し込む(PPバンド)」を登録
縁をかがらなくても、差し込むだけで処理できてしまうという、PPバンドならではの縁の始末方法です。これも、1周あたり10センチの余裕を持たせました。
4.付属品に「丸編みの持ち手(6本・PPバンド)」を登録
1/2に割いたひも3色×2を丸く編み、両端に20センチの余裕を持たせた持ち手です。
参考までに、上記のみの設定データのファイルを添付しておきます。
そして、1~4で登録した設定データを使って作った、かごのデータです。
ver1.2では、カットリストも出力するようにしましたので、ひもリストの下部に次のようなリストが表示されます。
とは言っても、四角いかごですから電卓で十分。わざわざアプリを使うほどのことはなさそうです。組み編み向きの機能があれば良いのでしょうけれど。
追記
その後、シリーズにCraftBandSquare というアプリが加わり、このタイプのかごのカットリスト出力だけではなく、模様のデザインもできるようになりました。