「小さいかご」カテゴリーアーカイブ

小さいかご

四方網代編みのかご(上の四角)

四方網代編みのかご、下の四角の次は、上の四角です。

四角数12で作ってみました。同じに作れるのはわかっていますので、ひもの色を変えてみました。12は3の倍数なので、3つごとに変えました。

底です。あみだくじみたいな模様になりました。

四方網代編みのかご(上の四角)の底

底の編み図です。

データです。

四方網代編みのかご(下の四角)

長桝網代編みは長方形の底を立ち上げる時に使われます。そして、正方形の底の時に使われるのは、四方網代編みです。

長桝網代編みで試した3つの立ち上げ位置のパターンを、四方網代編みでも試してみましょう。まず、下の四角です。

4本幅より扱いやすい6本幅で、15センチほどのかごを作ってみました。斜めに立ち上げますので、CraftBandSquare45です。四角数は13です。

四方網代編みのかご(下の四角)

側面は崩れてしまいますが、底は四方網代編みの模様です。

四方網代編みのかご(下の四角)の底

底の編み図です。

データです。

二本寄透かし網代のかご

名称二本寄透かし 網代 編み
名称(読み)にほんよせすかし あじろ あみ
模様タイプ単位の繰り返し
単位4 × 4
バンド幅水平・垂直とも、4本中1本は倍幅
飛び数2
対称性
備考

ひきつづき「八女市伝統工芸館」の「竹編組見本」からです。
「68 二本寄透かし網代」で浅いかごを作ってみました。

組み方は2つ飛び網代編みですが、4本中1本が倍の幅になっています。上下左右半分の目の 四つ目の設定とし、かご側面を少し広げるようにしました。

二本寄透かし網代のかご

底から見ても、同じ模様です。

二本寄透かし網代のかごの底

型紙印刷したので作るのはわりと簡単だったのですが、目のサイズはちょっとずれてしまっています。簡単に、つまりアバウトに作っちゃダメってことですね。

データです。

PPバンドの小かご、クリスマスカラー

ハロウィン用に作った赤と黒の小かご、次はクリスマスで、というリクエストがありました。飾りのコウモリが素敵と言っていただいたので、こんどは、黄色のバンドを切り抜いて星にしてみました。

タイミングよく、ハニーベアちゃんがうちに来ていましたので、ゲスト出演してもらっています。

データは先と同じ、色を赤・黒から緑・白、緑・赤に変えただけです。先の同じ型紙を使いました。

PPバンドのかごの模様(片側同色)

片側同色、2色のパターンです。ルールは先と同じ

4歳の女の子用に作ってみました。赤と黒の小かごよりは大きいですが、割と小さめです。

いずれの側面も、中央を中心としたひと模様。こんなです。

片側同色ですから、側面の編みひもが上になっているところが模様ですが、編み図としてはこんなです。

編みかたの設定に「外向き折り編みひもに重ねて残りも外に折る(PPバンド)」を追加しました。今までも、縁を別に加えるのではなく、側面最上の編みひもで模様を作り、それにバンドを重ねて縁にしていました。プレビューで模様を見る場合もその方がわかりやすい。

データです。

PPバンドの小かご・ハロウィン模様

赤と黒の小かご、片側同色、2色のパターン、最後に模様を作ってみました。
側面の黒いひもが上になっている箇所が模様になりますが、

  • 連続は基本2以下
  • 3連続は最小限
  • 4連続はNG

ドット絵よりも荒くて、このルール…

ハロウィン模様

どうでしょうか。ハロウィンに見えるでしょうか。

左側は、奇数にするため縦ひも・横ひもは5本にしました。赤の1/2幅のひもを側面と差しひもに使い、角ばらせることで形を保っています。
右側は、パンチで目の穴を開けました。

そしてオマケ、黒いPPバンドを切り抜いて作った飾りです。他のかごに両面テープで貼り付け予定。

データです。

PPバンドの小かご・ランダムパターン

ここまで、赤と黒の小かご、片側同色、2色で2までの基本的なパターンを試してみましたので、次は、パターンのないパターンでやってみましょう。

CraftBandSquareの[ひも上下]のタブには[ランダム]というボタンがあります。乱数で上下を作ってくれるのです。4つの側面は各6本×4段となっていますので、4×4のパターンを組み合わせて12×2を2組作りました。繰り返しなしです。

そのままのパターンと、反転パターンです。

ランダムパターン

これまでは、繰り返しは2×2以下にしていましたので、定期的に咬み合う箇所がありました。でも、ランダムパターンだとそんな考慮なし。作っている時も形がまとまらず作りにくいし、出来てからも段が重なってしまう箇所がたくさん出てきました。

問題個所

このサイズだと、四角の組み合わせの影響が大きいです。そして、お任せ(ランダム)にしてしまうと、重なる方が自然。つまり、平編みというのは、不自然の最たるものだったのですね。

データです。

PPバンドの小かご・6を2と1

赤と黒の小かご、片側同色、2色のパターンです。

1×2を3つごとの繰り返しではなく、6つをセットとして繰り返すようにしてみました。
2が2点、1が1点。1と2それぞれに赤と黒が対応しますので、全体としての色調は同じになります。

反転パターンと並べました。ぱっと見、同じように見えます。

6を2と1

データです。[上下交換]のボタンで入れ替えできるのですが、両方を載せておきます。

PPバンドの小かご・3を1と2

赤と黒の小かご、片側同色、2色のパターンです。

2×2より荒くするのは難しそう、ということで、1×2で作ってみました。3つごとの繰り返しパターンです。

上下を入れ替えると、赤と黒が逆になります。1×2なので色調が変わりました。

3を1と2

データです。[上下交換]のボタンで入れ替えできるのですが、両方を載せておきます。

PPバンドの小かご・2つ飛び網代

赤と黒の小かご、片側同色、2色のパターンです。

2つ飛びの網代編みで作ってみました。垂直ひもが全て赤で、そこに黒を編み入れていきます。そうすると、上下のパターン=模様になります。

交互色だと同じ模様になる上下パターンが複数ありましたが、片側同色にはありません。とてもシンプル。

2つ飛びの網代編み

1つずつだとしっかりした感じに編みあがりますが、2つ飛びだと ひもの間のすき間も目立ちますし、強く押すとつぶれそうな感じです。かごのサイズ的にも、これより荒くするのは難しいかな、と思います。

データです。