四つ目崩しは、縦横の編み目の間に正方形のすき間(目)をとり、目に斜めに差しひもを通していきます。ひとつの目に1本通るのが基本のようです。
これをPPバンドで作れないか、試してみました。PPバンドには接着材は使えませんので、目の対角線長をバンド幅と同じになるよう設定すれば、差しひもで固定できるかも、と考えたのです。
また、基本の四つ目のかごだと側面の端のバンド2本をセットで扱うことになりますが、端にも目を作って差しひもを通したい。そのため、上下左右に0.5個の目を作って、合わせて1個ぶんの目ができるようにしました。上下左右半分の目の 四つ目のかごの設定です。
できたかごがこちら。
追加で必要となる端の差しひもについては、上下左右半分の目の 四つ目のかごでは、側面に4本の差しひもを加えましたが、今回は、バンドの種類の設定で「目と数える端の目」を0.5にすることで、自動生成させました。
こんな図になります。
ただし、側面を立ち上げるところで目が4つ増えたため、底の目の数と合わず、無理矢理調整している箇所があります。
ということで、底にちょっと穴が開いてしまいましたが、かご自体は結構しっかりした感じで、差しひもで固定、はできているようです。きれいに作るのはなかなか難しいですが。
データです。