「Square」タグアーカイブ

CraftBandSquareで作成

コウモリ模様のかご

ハロウィンにコウモリ模様を作ってみましたが、どうでしょうか。見えないかな。うーむ。シールを貼って目にしました。

CraftBandSquare です。’H’模様を差しひもで矢印にしました。

コウモリ模様のかご

内側と底です。側面の差しひもは、底のバンドの裏側でカットしました。

[プレビュー]と[プレビュー2]画像です。側面は平編み(左図)ですが、黒のとも編みの差しひもを、赤の差しひものクロス部分の下を通すため、[ひも上下]で編み目を指定(右図)しています。

Squareのデータです。Ver1.9 からの .cbmesh ファイルですが、旧Verでもそのまま開けます。

PPバンド・花模様のミニバッグ

Ver.1.8.14 のSquareの差しひも機能を使って、花模様のミニバッグを作ってみました。

花模様のミニバッグ

使用している差しひものうち、水平方向の白のバンドは編みひもに重ねて編まれています。この状態を、追加された差し位置「とも編み」で指定しました。

差しひもの設定はこんなです。

1/2,1/3,1/4幅のバンドを使いましたが、バンドの種類「PPバンド(4本幅)」では1/3幅は使えないので代替しています。幅をより正確に表したければ、12本幅のPPバンドを定義してください。

[プレビュー]および[プレビュー2]タブにおける操作と表示は、以下のようになります。
何本おきに何色を差すか・本数は合っているか、などがチェックし易くなりました。

[プレビュー]タブでは、次のように表示を切り替えることができます。

[プレビュー2]タブの表示は「差しひも」指定を引き継ぎます。

なお、Ver1.8.14では[3Dモデル]ボタンによる表示で、完全白が透明化されるようになりました。描画色「白」と「deep白」で、赤・緑・青が255・255・255になっていたら、253・253・253に修正してください。

データです。

V1.8.14 リリース

issue#93~#97に対応しました。

Square の差しひも、種類と表示

差しひもの「差し位置」に、「とも編み」の選択肢が増えました。
ベースとなるひもとともに編むタイプですので、中心点が「ひも中央」、角度が0度もしくは90度、つまりベースとなるひもが特定できる時のみ有効になります。

また[プレビュー]画面で、差しひもの表示を選べるようになりました。
非表示/底置き/回り込みの3択です。従来の表示は「底置き」で、斜めのひもを側面に「回り込み」表示が選べるようになりました。また、この選択肢が非表示以外の時は、[プレビュー2]の画像にも、差しひもが表示されるようになりました。

側面に、水平で「とも編み」および45度、135度の差しひもを指定した[プレビュー2]画像例です。

Squareのプレビュー2画像例

Square45の折りカラー機能

今まで、Square45のデータをもとに折りカラー編みを試してきましたが、手作業で、折り返し位置のラインを追加したり、折り返し分の加算長を加えていました。この折り返し処理機能がSquare45に加わりました。

「縦横を展開する」のチェックをONにし、表示された「折りカラー編み」のチェックをONにすると[折りカラー]タブが表示されます。このタブでは、高さの四角数位置に並ぶ45度方向と135度方向のバンドがリストアップされ、外側/内側に折り返すかどうかをチェックで指定することができます。

ここで、折り返しを指定したバンドについては

  • 必要なバンドの長さに、側面を折り返す分がプラスされる
  • プラスされた分は、[プレビュー]画像に反映され、ひもリストに出力される
  • [プレビュー2]で、折り返し前・折り返し後の画像を見ることができる

「折りカラー編み」のチェックをOFFにすれば、従来通りの長さ・画像になります。

付属品・補助線の描画

付属品画面で付属品を登録する時に

  • 「描画位置」の選択肢に「座標」
  • 「描画形状」の選択肢に「線分」と「点」

が増えました。サンプル設定ファイルには、これらを使った付属品を登録しています。

  • 「補助線(線分)」長さと、開始点と、角度(ひも長加算に入力)を指定した線
  • 「補助線(2点)」順に2点を指定して、その2点を線でつなぐ
  • 「補助線(4点)」順に4点を指定して、その4点を線でつなぐ

描画位置が[追加品]タブで変更できるようになり、「座標」を選ぶと入力用のカラムが増えます。

使用例です。

座標を指定した補助線の使用例

3D表示画像

[プレビュー2]画像を3D表示する際、何も描かれなかった箇所(完全な白)を、半透明にするようにしました。すき間を数ミリ程度にしている場合は、実質あまり変わりはありませんが、すき間が大きくなると、バンドの有無が明確に識別できるようになります。

以下はknot の画像例ですが、左側が今までの画像で、本バージョンでは右側のようになります。

なお、この変更に伴い、「線のみ」「線のみ(中線のみ)」など、描画色の設定で透明度がゼロになっている色は、バンドが抜けたような表示になってしまいます。透明度は0~255で設定できるので、ゼロではなく「2」(限りなく透明に近い) とすることで、バンドの存在を示すようにしてください。


ダウンロードはこちら

Release v1.8.14 のリリース

※添付の設定ファイル CraftBandMesh.XML の変更点は以下。

  • 追加された描画機能を使った付属品として「線分」「補助線(2)点」「補助線(4点)」を追加登録
  • 透明度の値をゼロから’2’に変更した色: ナチュラル、線のみ、線のみ(中線あり)、緑ライン、オレンジライン、線のみ(細)、金ライン

設定ファイルには含まれませんが、以下も必要になりますので、追加しました。

  • 「白「deep白」のRGB値を、255・255・255から253・253・253 に変更

以下は、追加・変更部分のみを切り出した設定ファイルです。このファイルを上書きでインポートしていただくと、お手元の設定ファイルに反映させることができます。

PPバンド・ふた付きケース

Ver1.8.13 で、個別の加算長が設定できるようになったので、ふた付きケースに応用してみました。こんなです。

ふた付きケース

ハガキが余裕で入るくらいのサイズ。コーヒーフィルターがちょうど入ります。留め具はありませんが、ぴったり閉まります。

Ver.Upでこんなデータがデザインできるようになった…わけではなく、本体とふた、それぞれ個別のデータです。二つのデータを組み合わせて、本体とふたの縦ひもとなる黄色のバンドを、足し合わせた長さで作りました。連結部分は、両方のデータに描かれていますが、実際にはひとつです。

本体のすき間を0.2ミリ・ふたのすき間を0.5ミリにして、箱としては3ミリほどの差になります。コの字型に、連結部分と分離したので、重ねられるようになりました。

CraftBandSquareのデータです。

V1.8.13 リリース

issue#92対応、SquareおよびSquare45の加算長を分離しました。
次のようにカラムが増えて、上と下、左と右、それぞれ個別に加算長がセットできるようになりました。

マイナーチェンジです。SquareもしくはSquare45で、個別に加算長を使う必要がなければ、Ver.Upの必要もないと思います。

ただし、互換上の注意点があります。

Ver1.8.12以前に作られた、加算長に値がセットされたデータを、Ver1.8.13以降で開くと、均分ではなく偏分されるということです。先のデータを、均分で使いたければ、半分ずつの値を手作業で再セットする必要があります。

Squareの例を並べてみました。

Square45の例を並べてみました。

プレビュー図を見れば、違いはすぐにわかると思いますので、適切に修正してください。

合わせて、添付の設定ファイルには、バンドの種類「PPバンド(W幅)」を追加しました。

ダウンロードはこちら
Release v1.8.13 のリリース