「Square」タグアーカイブ

CraftBandSquareで作成

PPバンド・ふた付きケース

Ver1.8.13 で、個別の加算長が設定できるようになったので、ふた付きケースに応用してみました。こんなです。

ふた付きケース

ハガキが余裕で入るくらいのサイズ。コーヒーフィルターがちょうど入ります。留め具はありませんが、ぴったり閉まります。

Ver.Upでこんなデータがデザインできるようになった…わけではなく、本体とふた、それぞれ個別のデータです。二つのデータを組み合わせて、本体とふたの縦ひもとなる黄色のバンドを、足し合わせた長さで作りました。連結部分は、両方のデータに描かれていますが、実際にはひとつです。

本体のすき間を0.2ミリ・ふたのすき間を0.5ミリにして、箱としては3ミリほどの差になります。コの字型に、連結部分と分離したので、重ねられるようになりました。

CraftBandSquareのデータです。

V1.8.13 リリース

issue#92対応、SquareおよびSquare45の加算長を分離しました。
次のようにカラムが増えて、上と下、左と右、それぞれ個別に加算長がセットできるようになりました。

マイナーチェンジです。SquareもしくはSquare45で、個別に加算長を使う必要がなければ、Ver.Upの必要もないと思います。

ただし、互換上の注意点があります。

Ver1.8.12以前に作られた、加算長に値がセットされたデータを、Ver1.8.13以降で開くと、均分ではなく偏分されるということです。先のデータを、均分で使いたければ、半分ずつの値を手作業で再セットする必要があります。

Squareの場合は、こんなです。

Square45の場合は、こんなです。

プレビュー図を見れば、違いはすぐにわかると思いますので、適切に修正してください。

合わせて、添付の設定ファイルには、バンドの種類「PPバンド(W幅)」を追加しました。

ダウンロードはこちら
Release v1.8.13 のリリース

輪弧編みの3色のかご 2

ということで、同じサイズで、飛び数(連続数)を 5-1 にしたかごを作ってみました。先と同じ3色の輪弧ですが、合わせる位置を2本分ずらした、ちょっと違う模様です。

輪弧編みの3色のかご・その2

5-2 の時に比べると、輪の部分からの編み目も自然ですし、底板も固定されました。

輪弧編みの3色のかご・その2

底、つまり立ち上げ位置でサイズが決まりますが、側面を詰める想定なので「底の周に対するひも幅の割合」の値がほぼ50%となる設定です。上の写真を見ても、折り位置が、重ならずに一番詰まった状態になっています。

でも、側面は詰め切れずにすき間が空いているので、その分広がっています。Square45で試算してみると、すき間0.5mmにつき周が4cm強増えますので、サイズ的にもほぼその位(しかもランダムに..)かな、という感じです。

プレビュー図です。

底板です。

CraftBandMesh V1.8.12 のデータです。

CraftBandSquareのデータです。

輪弧編みの3色のかご

輪弧合わせでは、1枚目と2枚目通しで色が設定できることがわかりましたので、3色のかごを作ってみました。3つ飛びにするので、4本幅です。

輪弧編みの3色のかご

飛び数(連続数)の設定は、5-2 にしてみました。最初の’5‘については、サイズや本数から編める最小ですが、2番目の飛び数は何で決まるのでしょうか。’2‘や’1‘での作例はあるものの、何故その数値なのか、理由が説明されていないのです。

推測してみました。

  1. 編める数値を選んでいる(板の曲がり具合)
  2. 合わせた後の全体の編み目を想定している
  3. 合わせるための数を選んでいる(どんな条件?)
  4. 以外?

仮に2.だとすると、全体を3つ飛びの網代編みにするから、’1‘より’2‘の方が近いかな、と思ったのです。

でも、今クラフトバンド/紙バンドで作っているのは、合わせ位置=底の立ち上げ位置となるようなかごです。実際作ってみると、最初の’5‘が大きいところに、折り位置に’2‘が加わるので、間が空きすぎて底板が浮いた感じになってしまいました。なので、底を少し編みかえて固定しました。

結局、外側は 5-2 ではないイレギュラーです。内側(最初の写真)はまだ 5-2 ですが。

ということで、クラフトバンド/紙バンドについては、1.曲がりの制限はないし、2.全体の編み目は2枚で倍になりますから、2番目の飛び数は’1‘にした方が良さそうです。

底板は、Squareで同じ並びの網代編みを作りました。

CraftBandMesh V1.8.12 のデータです。

CraftBandSquare のデータです。

飛ばし編みのマルとバツのかご

Ver1.8.10の Squareでは、底と側面で目(すき間)を変えられるようになりましたので、飛ばし編みのかごを作ってみました。マルとバツの模様です。

飛ばし編みのマルとバツのかご

側面は、細幅ですき間なしの追いかけ編みです。CraftBandMesh でデザインすると連続したひもとして計算できるのですが、編み目をデザインするため、CraftBandSquare で作り、周ごと個別を、2段ごと連続、に読み替えました。

底はこんなです。縦横のすき間が小さいので網代に編み、横方向だけ3本幅の差しひもを編みこんで底を埋めました。

飛ばし編みのマルとバツのかご

追加された設定箇所です。

プレビューの編み図です。

データです。側面の編みひもの色は、茶色・空白を交互にしていますので、基本色を変えると段がわかりやすくなります。