ハート模様のかご

パイナップル模様のかごを作った時、編みひもを通す前の斜め2方向だけでできた模様がハートみたいでした。なので、同じ型紙から、一部の編みひもを抜いて、かごを作ってみました。色も合わせました。

ハート模様のかご

鉄線編みから、♡の上部分と下部分の編みひもを抜きましたので、鉄線崩しということになるのでしょうか。でも、縁を含めて上の三段は編みひもを通していますし、縁の外に折り返した斜めひもで固定されたせいか、編みひも数は半分なのですが、遜色なく使えそうな感じです。

底と内側です。ハート模様の裏は、リボン、かな。

meshのデータです。「ひらりカラー」の設定データをインポートしてから、開いてください。

hexagonの底板のデータです。鉄線編みから外しているところは「無描画色」にしています。バンドの種類の設定から[色選択]で加えてください。

加賀水引細工の壁飾り・春の鳥たち

金沢在住のRさんが作られた、壁飾りです。

「和風のかごなので、水引の作品を飾りました。立体的な作品を飾るのに、ちょうどなかごでした。」

とのこと。フレームは「二重六つ目の浅かご」です。

水引細工の壁飾り・春の鳥たち

下から見上げると、梅の枝にとまった鳥さんたちと目が合って、心が和みます(^^)
Rさん、素敵な作品をありがとうございました。

パイナップル模様のかご

バンドの種類」のページ、「製品情報」セクションで、秋山工業株式会社様のご協力を得て、「ひらりカラー」の設定データを公開しました。この設定データを使って、かごを作ってみました。丸くて柔らかいかごです。

パイナップル模様のかご

底は二枚の輪弧編みで、側面は鉄線編みです。六角形の底からでは作れない模様ということで亀甲にしてみたら、色の組み合わせもあって、パイナップルみたいになりました。底はこんなです。

パイナップル模様のかごの底

輪弧編みは、そもそもが竹の弾性、そして、クラフトバンド/紙バンドでは、固定の幅と厚さが輪弧を作ります。それらがなくても、型紙があれば作れる、そんな例とでも言いましょうか。

meshのデータです。「ひらりカラー」の設定データをインポートしてから、開いてください。

hexagonの底板のデータです。

PPバンド・ふた付きケース

Ver1.8.13 で、個別の加算長が設定できるようになったので、ふた付きケースに応用してみました。こんなです。

ふた付きケース

ハガキが余裕で入るくらいのサイズ。コーヒーフィルターがちょうど入ります。留め具はありませんが、ぴったり閉まります。

Ver.Upでこんなデータがデザインできるようになった…わけではなく、本体とふた、それぞれ個別のデータです。二つのデータを組み合わせて、本体とふたの縦ひもとなる黄色のバンドを、足し合わせた長さで作りました。連結部分は、両方のデータに描かれていますが、実際にはひとつです。

本体のすき間を0.2ミリ・ふたのすき間を0.5ミリにして、箱としては3ミリほどの差になります。コの字型に、連結部分と分離したので、重ねられるようになりました。

CraftBandSquareのデータです。

V1.8.13 リリース

issue#92対応、SquareおよびSquare45の加算長を分離しました。
次のようにカラムが増えて、上と下、左と右、それぞれ個別に加算長がセットできるようになりました。

マイナーチェンジです。SquareもしくはSquare45で、個別に加算長を使う必要がなければ、Ver.Upの必要もないと思います。

ただし、互換上の注意点があります。

Ver1.8.12以前に作られた、加算長に値がセットされたデータを、Ver1.8.13以降で開くと、均分ではなく偏分されるということです。先のデータを、均分で使いたければ、半分ずつの値を手作業で再セットする必要があります。

Squareの例を並べてみました。

Square45の例を並べてみました。

プレビュー図を見れば、違いはすぐにわかると思いますので、適切に修正してください。

合わせて、添付の設定ファイルには、バンドの種類「PPバンド(W幅)」を追加しました。

ダウンロードはこちら
Release v1.8.13 のリリース