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Vectorのサイトからのインストール方法の動画

日本最大級のオンラインソフトライブラリであるVector で公開されているソフトは、全て、ライブラリ管理者の方が審査しチェックされています。オンラインソフトに慣れていない方にとっては、ベクターの方が安心して使っていただけるかもしれません。

CraftBandMeshシリーズ(Ver1.5.1)について、ベクターからのダウンロードとインストール方法を動画にしてみました。

ソフトが登録されているページはこちらです。別のタブで開きますので、動画と合わせてご覧ください。
CraftBandMeshシリーズの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

『紙バンドのオリジナルレシピを作ろう』令和5年度前期りぶら講座のお知らせ

クラフトバンド/紙バンド/PPバンドの“かご”のレシピが自動生成できるフリーソフト、CraftBandMeshシリーズ初の講習会です。

こんな方にどうぞ

  • 自分が欲しいサイズ、作りたいデザインのレシピが見当たらないという方
  • サイズや幅やバンドを変更して作りたいけれど、計算が面倒という方
  • 組み合わせや間隔やバランスなど、プレビューしながらデザインしたい方
  • 無駄なく効率的に材料を利用したい方、受注に迅速に対応したい方
  • お持ちのレシピをデジタル化、ライブラリ化して活用したい方
  • ソフトが動作しているところを見てみたい方、ご意見やご要望のある方

皆様のご参加をお待ちしております。

講座名令和5年度前期りぶら講座
「紙バンドのオリジナルレシピを作ろう」
日時2023年7月13日(木) 13:30~15:00
会場図書館交流プラザ りぶら 会議室302
受講料
教材費
無料 
定員20名 どなたでも参加可。当日空席があれば参加可。
持ち物Windowsパソコン持参されれば、ネットからインストールして使えます。
なくても参加可。事前にインストールされれば更に可。
申込期限2023年7月3日(月)
申込方法りぶら講座ホームページhttps://www.libra-kouza.com/から申し込み
もしくは図書館交流プラザにある申込書をりぶらサポータークラブ事務局に提出
連絡先講座内容に関するお問い合わせはこちら。もしくはお問い合わせより。
申し込みに関してはりぶらサポータークラブ事務局へ。

配布チラシ画像

チラシ表面

講座内容

  1. 概要: CraftBandMeshって何?どうやったら使えるの?
  2. 実績: 実際に作られた作品例 そのデータの中身を見てみよう
  3. 操作: 目標を設定し、幅や本数をUp/Downし、編みかたを選びます
  4. 結果: 何が出力されるの? ひもの配置・カットリスト・底と側面の図など
  5. 練習: 既存レシピの一部を変えてみよう 自分の欲しいサイズで作ってみよう
  6. 設定: 様々なバンドの種類・編みかた・付属パーツに対応するしくみは?
  7. 質疑応答: ご意見・ご要望・その他何でもどうぞ

Q&A

Q.講習会に参加しないとソフトを使えないのですか?
A.フリーソフトですから、公開されている情報をもとにご自分でパソコンにインストールされれば、いつでも使うことができます。

Q.いろいろな作り方すべてに対応しているのですか?
A.CraftBandMeshは、四角底・楕円底タイプの基本的な編みかた用です。シリーズの他のソフトには、斜め編みタイプ四つ畳み編みタイプがあります。

Q.レシピに沿った作品の作り方は教えてもらえるのですか?
A.講習はソフトを使ってレシピを作るところまでです。

チラシ裏面

講座情報掲載

チラシのPDFはこちら。

追記

講座は終了しました。講座資料はこちらにあります。

『斜め編みでかわいいプラかごを作ろう』手順書

初めてでも、子どもでも作ることができたプラかご作りの体験会、参加にあたって、持参してもらったものは、以下4点です。

  • はさみ
  • セロテープ
  • 定規
  • 洗濯バサミ5個

主催側で用意したのは、

  • PPバンド各色
  • 輪ゴム
  • 型紙(CraftBandSquare45で作成・両面テープつき)
  • ヘアピン

そして、手順書。パワーポイントのファイルをこのページにつけていますが、プレビュー用にビデオ化したのがこちら。

ポイントは、

型紙を使ったこと長さを測ってカットすること、指定順に配置すること、が容易になります。準備もPPバンドを用意するだけなので簡単です。
ヘアピンで底を留めたこと底が崩れないので、後から側面の間違いに気づいても、何度でもやり直しができます。
輪ゴムで折り位置をマーク斜めに組まれているためわかりにくい折り位置が、わかりやすくなります。外れ止めを兼ねており、中にそのまま折り込めます。

使用したひもの長さは、3.6メートル~5.6メートル。折り長も計算されているので、最後のカットもほんの少しで済みます。1個分でこんな感じ。

手芸用の扱いやすいPPバンドで、100メートルで500円~650円くらいなので、材料費は1個50円もかかりません。アンケートでは、もっとやりたい、という方が多かったのですが、まだ沢山残っているので、十分いけそうです。

作成した型紙のCraftBandSquare45のデータはこちら。型紙は複数作成しましたが、同じデータの四角数のみ変更して画像を一時生成しました。

パワーポイントの手順書はこちら。

『斜め編みでかわいいプラかごを作ろう』園児からシニアまで楽しめました

初心者にはちょっと難しい斜め編みですが、型紙を使えばかなり簡単に作れるようになります。子どもでもできるのか、初めてでもどのくらいの時間で完成できるのか、Y.S.Cの皆さんのご協力のもと、試してみることができました。

用意した型紙は、A3に収まるサイズのもの、4×4×2.5~3×2×3の5種6枚です。
結果としては、大人で平均1時間、小学校4年生くらいから一人で作ることができました。

体験会の様子

のべ約20人ほどの参加でしたので、順次型紙を使い回しましたが、その時間差で、先に作った方が後の方に教えるなど、皆で楽しく作ることができました。脳トレみたいで難しいと言いながらも、その分、出来た時の達成感が大きかったとのこと。

PPバンドは10色+ストライプ2色を用意したのですが、みんな違う配色。最初の色選び、そして斜めに折ると想定外の模様に変わるところも、楽しんでいただけたようです。

小さい子はお母さんと一緒に作りましたが、色を選んで、型紙に合わせてハサミで切ったり、折った端を最後に差し込むところはできましたので、自分のかごができた、と嬉しそうでした。

順次で入れ替わりがあったため、全員ではありませんが、15名ほどの方に記入していただいたアンケート結果です。

感想欄にいただいたコメントです。

  • 1時間半、集中しました。
  • すごく興味深かったです。頭の体操になりました。
  • 色を自分で選べるのもすごく楽しそうでした。折り曲げるのは少し力がいりましたが、完成するとうれしいです!! ご指導ありがとうございました
  • 上下のくりかえしがこんらんする。でも、たのしかった。ありがとうございました。
  • 集中できて楽しかったです。ありがとうございました。
  • 難しかったけど集中して楽しくできました。ありがとうございました。
  • できあがるとすごく嬉しいです!!息子も先生にご指導いただき、やり切っていて、嬉しそうでした(^-^)
  • たのしかった。(娘と一緒にできてすごく楽しかったです。ありがとうございました・母)
  • 色選びから楽しくさせていただきました。今回は息子色でしたので、次回は私色で作りたいです^_^ ありがとうございます
  • たのしかったです
  • すきまをうめることがむずかしかった。
  • たのしかった

Y.S.Cの皆さま、ありがとうございました。

アンケートのエクセルを添付しておきます。

長さと重さの換算

CraftBandMesh V1.5.1 マイナーチェンジをリリース、長さと重さの換算機能を追加しました。

面積長の投稿に、作品の重さを測ってバンドの長さを割り出す、という記述がありますが、それより、手持ちのバンドの残りはどのくらいか知りたかったのです。

~メートルあたり~グラム、という数字がわかっていれば、計算自体はアレクサでもOKグーグルでもすぐに教えてくれますが、それぞれの値をメモしておかなければなりません。そのメモを、バンドの種類ごと「長さと重さ」として保存できるようにしました。

「長さと重さ」には、「<長さ> <長さの単位> = <重さ> <重さの単位>」の形式で数値と文字をセットします。そして、[長さと重さ]ボタンをクリックすると、換算画面が開きます。

残っているPPバンドの重さを測り、重さのところにセットして、

重さ→長さのボタンをクリックすると、

結果が表示される、というわけです。

独立した機能なので、ひもリストに重さが表示されるわけではありません。
その代わり、どんな数値をどんな単位と組み合わせてもOK。「1ドル=134.39円」なんて設定でも、計算してくれたりします。

CraftBandMesh, CraftBandSquare45, CraftBandKnotの共通機能ですので、どのアプリから開いても同じに使えます。

面積長の試算

サイズを指定した時の面積長CraftBandMeshを使って、試してみました。

まず、目標寸法を

横30cm、縦(奥行)15cm、高さ20cm

に設定します。そして、基本のひも幅を、12本幅、8本幅、6本幅として、各5回ずつ、[概算]してみました。

[概算]では、側面と縁の編みかたが、毎回ランダムに選ばれます。どんな編みかたが選ばれたかと、集計値で表示された面積長が以下です。[リセット]でクリアされますので、[概算]→[ひもリスト]→[リセット]の繰り返しを15回。

基本のひも幅=12

試算No側面の編みかた面積長(メートル)
13本なわ編み31.6
2よろい編み33.2
3あぜ編み25.0
4掛け編み28.9
5飛ばし編み27.4
平均29.2

基本のひも幅=8

試算No側面の編みかた面積長(メートル)
1飛ばし編み23.2
2ねじり編み26.6
3あぜ編み25.4
4掛け編み27.9
53本なわ編み34.5
平均27.5

基本のひも幅=6

試算No側面の編みかた面積長(メートル)
1よろい編み29.2
2よろい編み29.9
3菱かがり26.2
43本なわ編み29.6
5追いかけ編み23.3
平均27.6

12本幅の3本なわ編みなんて普通はしないでしょ、みたいな編みかたが選ばれていたり、同じ編みかたが何度か選ばれていたり(縁の編みかたが違うため面積長は変わる)しますが、そこそこ同じような値が出ています。ざっと見て、30メートルくらいあれば作れそう、といえるでしょうか。

[概算]ボタンは、

  • クリア状態であれば、ランダムに編みかたを選択してセット
  • 側面で、編みかたが選ばれていれば、その周数をセット
  • 底(楕円)で、編みかたや差しひもが選ばれていれば、それに合う横ひも・縦ひもをセット

ですので、もう少し条件を限定して[概算]させることもできます。
あと数分かけて、編みかたの幅や組み合わせを選べば、シンプルなかごならもうそれで、レシピになるかもしれません。

ということで、作りたいサイズから、おおよそ必要なひもの量の概算、

  • 手持ちの残りで作れるかな?
  • 何メートル買ったらいいの?

の目安になるのではないでしょうか。

面積長とは?

CraftBandMeshシリーズのアプリはいずれも、ひもリストの「集計値」の出力に「面積長」を出力しています。これは何でしょうか。簡単に言えば、

最低限必要な、ひもの長さ

です。

その(割いた)本幅数×長さと同じ面積を持つ、使用ひもの(割かない)長さ、だからです。計算自体は、長方形の面積計算ですから小学校の算数レベル。

例えば、12本幅のひもを使って、20cmのひもを2本カットしたいとします。

使いたい本幅実際に必要なひもの長さとり方面積長面積長の計算式
12本幅40cm割かずに2本40cm12×20×2 / 12
8本幅40cm8本幅と4本幅に割く
4本幅分は残る
26.7cm8×20×2 / 12
6本幅20cm6本幅2本に割く20cm6×20×2 / 12
4本幅20cm4本幅3本に割く
1本は残る
13.3cm4×20×2 / 12

欲しい本幅数で割いて、カットしますので、上の例では8本幅・4本幅では使われない残りが出てきます。そのため、実際に必要なひもの長さは、面積長より長くなります。

面積長というのは、残りが一切なかったとしたらの仮想的な長さであり、最大限効率よくカットできた時の長さである、つまり最低限必要な長さ、ということなのです。

既にできた作品があり、それを作るにはどのくらいの長さのひもが必要かを知りたい時に、作品の重さを測るという方法があります。

例えば、作品が320gで、ひも6mが59gだったとしたら、

(320/59)×6=32.6

で約33m必要ですね、という計算方法です。

面積長というのは、これと同じような目安値といえるでしょう。
では、面積長、どのくらい使える数字なのでしょうか。
試算してみましょう