演習2・STEP4の例として作った崩し縞模様のかごを試作してみました。
演習では2色で作っていましたが、5本の真ん中だけ色を変えてみました。

平編みなので底も同じ模様です。

データです。
演習2・STEP4の例として作った崩し縞模様のかごを試作してみました。
演習では2色で作っていましたが、5本の真ん中だけ色を変えてみました。
平編みなので底も同じ模様です。
データです。
演習1・STEP4で操作例として作った繰り返し模様のかごですが、若干の修正を加え、試作してみました。
メインの模様は #34196
https://www.handweaving.net/draft-detail/34196/figure-589-a-handbook-of-weaves-by-g-h-oelsner-germany-1915?page=0&keyword=34196.
ですが、平編みと2つ飛び網代編みとの組み合わせです。
底は網代編みにすることで、隙間なく詰めました。
先に#34196 のかごを作った時は、繰り返し模様の単位をデータ化することを優先したため、浮いた感じがありました。今回は、上下を平編みで押さえたため、実用的になったと思います。サイズに合わせたデータですので、再利用はしにくいですが。
昨日の講座には、プラかご作り自体初めてという方も参加されており、質疑応答、というより雑談かな、いくらかかるの?という話になりました。
市内の手芸用品店にはないので、ネット通販。早いところは1日で届く。100m巻きで、メーカーにもよるけれど、800円くらい。
かごを作るのに必要な長さは、CraftBandSquareにサイズをセットすれば、ワンクリックで出てきます。小さめのかごバッグで40mくらい、大きめだと60mくらいです。
その前に、長さと重さの換算機能の説明をしていたので、既にできたかごがあるなら、その重さを測れば、おおよその長さがすぐにわかる、ということもすぐに理解していただけました。
「長さと重さ」には、例えば「100m=340g」のように単位もセットで入力します。なので、「800円=340g」や「100m=800円」と入力することもできます。
そうすると、40mのかごだと、こんなふうに[→]ボタンで 320 円と出てきます。
1色だと寂しいから2色、送料もかかるね、でも100mだったらお友達とシェアできるね…
それより、無駄に余らせないこと。集計値を見ながら本数を増減して、持ちひもの長さに合わせて作りましょう。
バンドの種類や描画色の登録方法についても説明しかけたのですが、「買えない色を作っても意味ないじゃん」というコメントが入り、それもそうだね、メーカーさんが正式にデータを出してくれたらいいのにね、にうなずき合ったのでした。
※講座は無事終了しました。ご参加、ならびにご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
上下図模様の設定データです。追加で40パターンが使えるようになります。
×× 配布は終了しました××
紺屋商事株式会社様のご許可をいただいて、PPバンド「プラカゴテープ」「KCNB_PPバンド手仕事用 15mm×100m」「KCNB_PPバンド手仕事用 15mm×50m」の暫定版データを作成しました。21色が追加で使えるようになります。
××配布は終了しました××
※インストール完了に、使用したいファイルをダウンロードしていただき、設定メニューから[基本設定]画面を開いて「インポート」ボタン、上書き「はい」で取り込んでください。(参考: 演習1の最初の動画、STEP1の後)
※両方使いたい方は、2回インポートしてください。
パソコンに、CraftBandMeshシリーズをインストールしましょう。
セットアップ用のファイルをダウンロードして、実行してください。
初回インストールの場合は、追加で、Microsoftのドットネットモジュールのインストールが要求されますが、指示に従いインストールしてください。
インストール後、初回起動で、設定ファイルを指定してください。
更新インストールの場合は、サンプル設定ファイルに追加された(かもしれない)、追加の設定をインポートしておきましょう。
使用するバンドの種類が決まり、縦ひも・横ひも・側面の編みひもの本数に、ゼロより大きい数値がセットされた状態です。
目標寸法からの[概算]でも、直接本数を入力しても作れます。
プレビューで、サイズ感を確認しておきましょう。
※「側面の編みひも」の下、「高さの目の数」の右側に、「最下段」の設定があります。底と側面のすき間が設定できるのですが、今回はこの「最下段」の値はゼロにして使ってください。
対象物 | サイズ | 備考 |
---|---|---|
A4の用紙 | 210mm × 297mm | |
B5の用紙 | 182mm × 257mm | |
ペットボトル(2L) | 80mm × 80mm × 300mm | おおよそ |
食パン | 100mm × 120mm × 120mm | おおよそ |
レジかご | 500mm × 350mm × 250mm | スーパーの標準的な買い物かご |
[名前をつけて保存]とすると、サイズベースの仮の名前がつけられますが、よりわかりやすい、日本語の名前に変更しましょう。データを作り始めるとファイルが増えていきます。後から見て何のデータだったかすぐにわかるような名前にしておきましょう。
サイズごとの「ひな形」になるファイルをあらかじめ作っておくのも効率的でしょう。使う時には、「ひな形」を開いて別の名前に「名前をつけて保存」すれば良いのです。
《応用: 「既定値保存」しておけば、[既定値]のワンクリックで呼び出せます》
参考「1分でサイズ計算・PPバンドで作る色模様プラかごバッグ」(動画あり)
ここまでの部分、準備編・基本編をマニュアルにしてみました。ダウンロードして参照・印刷するなど、演習とともにご利用ください。
※各タイトルからページを開いてください。操作演習と、操作例の動画があります。
ひもの方向ごとに色を設定するタイプです。上下の組み方がそのまま模様になります。特典ファイルに含まれるたくさんの模様を試してみましょう。
各方向、同じ2色が交互になるタイプです。縦横複数色の最もシンプルなパターンを押さえておきましょう。
ベースとなるかごに、バンドを重ねることができます。幅と色、方向(水平/垂直/斜め)、何本ごとかなど、重ね方を試してみましょう。
複数色の組み合わせを試してみましょう。また、組み合わせの単位に合わせた「ひも上下」を作ってみましょう。
組み合わせ方 |
編み図がたくさん公開されています。2色交互など、色と編み方の組み合わせで作られる模様です。幅広のひもで作られていますので、大柄な模様が多く、かごに合いそうです。 Piglet’s Potholder Patterns – A priceless portfolio of weaving charts for loop potholders. |
色の並べ方 |
カラフルな色の並びの組み合わせ、複数セットによる様々なパターンを簡単に試すことができます。試作したデザインのひも(ループと呼ばれます)は、そのまま買い物かごに入れられます。 Potholder Design Wizard – Friendly Loom |
たくさんの模様 |
手織り情報の集積サイトです。8万種近くの模様、文書、各種ツールを網羅した総合サイトです。 このサイトでも、ここに掲載された模様から何点か、かごに作って報告しています。 Handweaving.net: Weaving Draft and Documents Archive |
講座で使用したパワーポイントのファイルです。
りぶら講座『カラフルなプラかごをデザインしよう』の演習です。
CraftBandSquareの操作を学びます。各STEP、指示に従い操作してください。
同内容のパワーポイントのファイルです。オフラインで閲覧したい方はどうぞ。
ひもの方向ごとに色を設定するタイプです。上下の組み方がそのまま模様になります。特典ファイルに含まれるいろいろな模様を試してみましょう。
順序 | 操作 | 例 | コメント |
---|---|---|---|
1 | かごのベースを作ってください | PPバンド、横450mm, 縦200mm, 高さ300mm で概算 | |
2 | 「縦横側面を展開する」のチェックをオフにしてください | 個別ではなくまとめて適用するため | |
3 | 「基本色」に好きな色を選んでください | 赤 | 縦ひも・横ひもの色になります |
4 | [側面と縁]のタブで、側面の編みひもの色を、好きな色に変えてください | 白 | 3との違いがわかりやすい色にしてください |
順序 | 操作 | 例 | コメント |
---|---|---|---|
STEP1の状態から開始します | |||
1 | [ひも上下]のタブを開いてください | ||
2 | 「対象面」で「側面(上・右)」を選択してください | 底の模様は指定しません。上側面+右側面です。 | |
3 | 「設定ファイル」の[設定呼出」ボタンをクリックしてください | ||
4 | [上下図の呼出]画面が表示されたら、上下図名から、好きなパターンを選んでください | 「10×10-531-花桝網代」 | |
5 | [OK]ボタンをクリックしてください | ||
6 | パターンが変わったのを確認しましょう | 繰り返しの1単位になります | |
7 | [プレビュー]タブで、模様が適用されたのを確認しましょう。[ブラウザ]ボタンで表示させましょう | ブラウザで、ほぼ等倍で見られます | |
8 | [ひも上下]のタブに戻って、[上下交換]のボタンをクリックしてください | ひもの上下関係が入れ替わります | |
9 | [プレビュー]タブで、変更を確認しましょう。 [ブラウザ]ボタンで表示させましょう。 | 隣のタブに表示されますので、7のタブと比較できます | |
10 | [左右交換][天地反転][右回転][左回転] 上下左右を指定して[シフト] 9と同様に、変化を見てみましょう | [クリア][ランダム][追加]は模様が変わるので使いません | |
α | 3~8を、他の模様でも試してみましょう |
順序 | 操作 | 例 | コメント |
---|---|---|---|
STEP2 [ひも上下]のタブで「側面(上・右)」に模様がセットされた状態から開始します | 模様が、上側面にきれいに収まっているとベター | ||
1 | 「側面(上・右)」にセットされたパターンが、繰り返しの1単位になっていない場合は、繰り返しパターンを選んでください | 「10×10-531-花桝網代」 | シフトしても、模様がつながるのが、繰り返しパターンです |
2 | 「水平に」にセットされた本数が、繰り返し単位の横の数です。この数を覚えてください | 「水平に」が10 | |
3 | 「水平に」の表示のとなりに表示されているのは、数値でしょうか、”OK”でしょうか。 数値ならば、ここが”OK”となるように本数を調整します | OKの場合は、本数の増減で数値に変わることを試してください | |
4 | [四角数]のタブで、「横ひもの本数」と「縦ひもの本数」を足した値が、2で覚えた数の倍数になるように、縦ひも、もしくは横ひもの本数を増減してください。 | 足して20, 30, 40, 50… | 下部に表示される「垂直ひも数」の1/2です |
5 | [ひも上下]タブに戻って、「水平に」の右に「OK」と表示されれば、2~4.は正しく設定できています | ||
6 | 「対象面」で「側面(下・左)」を選択してください | 対象が、下側面+左側面に変わります | |
7 | [先と同じ]ボタンをクリックしてください | 「側面(上・右)」と同じになります | |
8 | [プレビュー]タブで、上側面+右側面、下側面+左側面に、同じ模様が適用されたのを確認しましょう | 模様が途切れずに続いています | |
α | 合わせるのは「横ひもの本数」+「縦ひもの本数」ですから、片方からマイナスしてもう片方にプラスできます。サイズを見ながら、調整してみてください |
好きな色で、好きな模様が、4側面にきれいに配置されたかごをデザインしてみましょう。
この演習をもとにした試作例はこちら
※他の受講者の妨げにならないよう、できれば、字幕機能をONにしてミュートでご覧ください。
操作例、CraftBandSquareのデータです。
操作例、CraftBandSquareのデータです。