波網代の鶴模様のかご

縦ひも・横ひもともに、2色を複数本ずつ交互にし、網代編み(PPバンドの場合は平編みも含む)で編むと、千鳥格子と呼ばれる模様になります。

それに波網代を加えて、千鳥をスリム化するとになります。
四方網代底をベースとし、鶴模様のボックスを作ってみました。

波網代の鶴模様のかご

連なって見えるように模様の数は多くしたい、けれどサイズは20センチまでに収めたい、ということで、波網代については、6幅・4幅・3幅・2幅・2幅・2幅・3幅・4幅・6幅の9点を単位とし、縦・横の四角数は各3単位27個としました。

今までの波網代は1~2セットで作ってきましたので、3つ飛び6×6との関係はあまり考慮しませんでした。でも、今回は繰り返しが入ります。6では波にならないし、12では大きくなりすぎる、間をとったのが9点です。9と6の最小公倍数は18ですから、各方向少し異なる2種類の鶴が組み合わさった形状になっています。

底です。四方網代がベースなので、十字ラインができていますが、模様はそこそこつながっています。

波網代の鶴模様のかごの底

編み図の底の部分だけ拡大したのが下図です。左側が四方網代編みそのままで、右側が上で作ったもの。赤の中心線の両脇で数点、模様を見ながら、重なって編みにくい箇所をつぶしたのですが、差がわかるでしょうか。

データです。Ver.1.7.4以降で開いてください。

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