データについて

アプリで作られる&使われるデータには2種類あります。個別レシピのデータと、共通の設定データです。いずれもxml形式のテキストファイルであり、エディタやブラウザで開けば、中を見ることもできます。

個別レシピのデータ

個別のかごやボックスのデータを保持する、拡張子 .cbmesh / .xml のファイルです。
Ver1.9以降は .cbmesh が標準の拡張子になりましたが、内容はそれ以前の .xml と同じです。

アプリの[ファイル]メニューから、以下の操作により読み書きします。

  • 新規作成
  • 開く (ファイルをメイン画面にドラッグ&ドロップでも可)
  • 名前をつけて保存
  • 保存

ここには、選択したバンドの種類・目標寸法・底の縦横・側面・追加品など、画面で編集した値が保存されています。

作品例についている⦅ ダウンロード ⦆ボタンから保存できるファイルが、この形式のデータとなります。

シリーズのアプリは、同じフォーマットの .cbmesh / .xml ファイルを使いますが、内容が異なります。保存されたデータは、それを作成したアプリで開いてください。

共通の設定データ

[設定]メニューの[基本設定]から確認できる、拡張子 .CBMESH/.XMLのファイルです。
Ver1.9以降は .CBMESH が標準の拡張子になりましたが、拡張子以外の中身は同じです。

ここには、[設定]メニューから起動できる、各種設定データが含まれています。

バンドの種類使用するクラフトバンド/紙バンドを登録します。
それぞれのバンドに対して、何本幅か、幅は何ミリか、折った時の厚さ、色のバリエーションなどの基本的な属性をセットします。
編みかた底・側面・縁の始末に使われるいろいろな編みかたを登録します。
1点の編みかたに対して複数の編みひもをセットで対応付けられるようになっています。必要なひも長を計算するための各種パラメータを設定します。
付属品様々な持ち手やリングなど、本体以外のパーツを登録します。
描画色プレビュー画面に表示する画像ファイル生成時の描画色や線の幅などを設定します。任意のRGB値に名前をつけて登録できます。
ゲージCraftBandKnotで使用します。四つ畳み編みの要尺とコマ寸法の実測値を登録できます。
上下図CraftBandSquare, CraftBandSquare45で使用します。[ひも上下]で編集した模様の図を「名前をつけて保存」するとここに入ります。別のデータから呼び出し可能になります。

アプリに対して一度設定すれば、以降は自動的にそのファイルが参照されます。

シリーズのアプリ全て、同じ形式の設定ファイルを使います。個別に持たせることもできますが、基本的には、共通のひとつのファイルを全アプリで共有してください。共有すると、素材である「バンドの種類」が全アプリで共通に使えますし、編みかたや付属品なども共通化することができます。

※配布している設定データは、現在運営者の手許にある、あまり多くはない例をもとにした暫定値です。アプリを使用された方独自の値に書き換えたり、追加したりして使っていただくことができます。
※とはいえ、設定情報をシェアできれば、それを参照したデータもシェアすることができます。新たな編み方や付属品・色やバンドの種類の情報があれば是非教えてください。サンプルの不備を見つけられた方はご指摘ください。

V1.6.4で、設定データのインポート・エクスポート機能が追加されました。この機能により、設定データを部分的に出力してデータに添付したり、別の設定ファイルから不足する情報のみを読み込むことが可能になりました。

データフォーマットについて

CraftBandMesh シリーズで使用されるデータは、CraftBandMesh XML Format (.cbmesh) に準拠しています。この形式は、作品データや設定データなど、各アプリケーションが扱う情報を保存するための XML ベースの共通フォーマットです。

CraftBandMesh XML Format はオープン仕様(Open Specification) として公開しており、他のアプリケーションやツールによる解析・読み書き・再利用を制限するものではありません。

アプリのバージョンアップに伴い、互換性には十分配慮しますが、仕様は予告なく変更される場合があります。これらのフォーマットについては、開発者が著作権を保持します。

※フォーマットのバージョンは、ランチャーの CbMesh.exe でファイルを開いていただくと確認することができます。また、エディタなどで直接開いていただくと、”f_sバージョン”フィールドの既定値として確認することができます。

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