「Square45」タグアーカイブ

CraftBandSquare45で作成

PPバンド・斜め崩し縞のかごバッグ

斜めストライプのかごバッグを作りながら思ったのは、せっかくのダイナミックな模様を平凡化してしまっているのでは、ということです。編地が丈夫になるという点では良いのですが。

ということで、同じ底からそのまま普通に編んだ、かごバッグを作ってみました。

斜め崩し縞のかごバッグ

13×13の縞のブロックが市松になった、大きな崩し縞模様です。切り替え位置が各面の中央になるよう、高さは横と同じ16四角とし、縁の始末は「ノコギリ状に折って差し込む」としました。外側に四角数5個分を折り返して飾りにしています。

底や内側の模様もより自然です。大きいので、内側に留め具をつけました。

先のかごと並べてみました。重いかごと軽いかご、バンドの使用量は各128メートルと90メートルです。どちらがお好みですか?

データです。

PPバンド・斜めストライプのかごバッグ

斜め編みで今まで作ったサイズの最大は、7本ベースで、四角数14×7×14でした。このかごを使っている方から「家族で車で出かける時にすごく便利。でももう一回り大きくて、肩にかけても痛くないのがあるといいな」というご要望がありました。

ということで、作ってみたのがこちら。四角数16×10×14.5・約36×23×33センチのかごバッグです。

斜めストライプのかごバッグ

折りカラー編みで全体が4重になっています。プラカゴにしては’重い’くらいです。本体にはDカン8個を編みこみ、底をベルトで支える構造にしたので、丸紐だと肩に食い込むほどの荷物を入れても大丈夫でしょう。

底と内側です。「底の中央線」まで編み重ねました。

データです。

V1.8.15 リリース

issue#98~#101に対応しました。

描画色に画像が登録可能に

[設定]メニューの[描画色]画面で画像が登録可能になりました。

右から4列目に「画像」カラムが増えました。セルを選択し、画像ボタンからpngファイルを指定してください。半透明にしたい場合は、ペイント3Dなどのアプリで透明度を指定した画像を作ってください。

[バンドの種類]に対して、画像を登録した色を割り当てると、プレビュー時のバンド表示時に、指定した画像を敷き詰めた表示ができるようになります。メッシュワークで、布をテープ状に編んでパッチワークの模様を作ったことがありましたが、そのような時に便利かと思います。

ただし、画像のどの位置が表示されるかについては解像度などにより変わりますので、正確な画像表示というより、模様の目安程度とお考え下さい。また、登録可能なのは、小さい.png画像だけです。

squareとhexagonのプレビュー図の例です。

この例のバンドの種類「模様テープ」の設定ファイルです。

Square45の折りカラー機能修正

[プレビュー]画像表示のバグ修正と合わせて、45度と135度のバンド色が同じ場合、チェックボックスの背景をグレーにしました。チェックは可能ですが、折り返しても色が変わらない箇所が、見てわかるようになりました。

例えば以下は、「斜め編みの崩し縞のかご」のデータですが、「折りカラー編み」にチェックを入れることで、作りたい高さにおけるバンドの並びを確認することができます。左図、高さ10だと両方向全て同色なので、縁の始末を外側に折り返しても大丈夫ということがわかります。右図のように高さを9.5に変えると不一致箇所がでてきます。

「折りカラー編み」にしない(最終的にはチェックを外す)場合でも、デザイン途中でオン/オフは可能ですから、高さ選択の参考などに使えるかと思います。

ダウンロードはこちら

Release v1.8.15 のリリース

※添付の設定ファイル CraftBandMesh.XML の変更点は以下。

  • 描画色に、画像情報と画像文字列のフィールド追加(中身は全て空です)
  • 白、deep白のRGB値を255・255・255から253・253・253 に変更(v1.8.14のフォローアップ)
  • 編みかたに「ノコギリ状に折って差し込む(プラス8個)」を追加

北欧編み2色ストライプの小かご

北欧編みの2色の小かごのように作りたかったのですが、縦横の四角数 5×3 では、高さ2.5しかありませんでした。全体ではなく、ライン模様のミニバッグのように一部のみ折り返すパターンです。

北欧編み2色ストライプの小かご

折り返し位置が、短辺の真ん中の2本・2箇所だったので、折り返しの代わりに持ち手用のバンドを重ねてみました。北欧風の持ち手なので、北欧編みです。

持ち手用のバンドを重ねるにあたっては、縁からの2点4本のバンドの位置で、外側は

  • 中央側の2本(B45とA135)に持ち手のバンドを重ねる
  • 側面側の2本は、模様のバンド色に別の色を重ねることになるので、
    • A45の白バンドは、1段のみにカットして裏で始末
    • B135のこげ茶バンドは、白の差しひもを上に重ねる
  • 折り返し位置以外の縁は外側に折って始末する(同色が交差しているため)

対称なので反対側も同様です。内側にも持ち手バンドを重ねることで、ライン模様が続くようになりました。若干、無理重ねな感もありますが、何とか形になったので良しとしましょう。

Square45のデータです。折りカラー機能で位置を示していますが、折りカラー編みはしません。

北欧風?斜めストライプのかご

以前作った北欧風チェッカーボード柄のかごと同じサイズで、ライン模様/斜めストライプのかごを作ることができました。

斜めストライプのかご

2色で、ともに全体が平編みの折りカラー編みですから、色の並び以外は同じ作りです。でも、チェッカーボードだと北欧風と言えるのに、北欧風のストライプって、あまり見たことがない。折りカラー編みでなくても、並びを変えるだけなのに、何故なんでしょう。

底編み図と折り返し位置です。

データです。バンドの種類「クラフトバンド24」を使っていますので、北欧風チェッカーボード柄のかごと同じ設定ファイルを使ってください。

作成ステップの動画です。

A4サイズの型紙です。