輪弧の側面を千鳥模様にしたので、同じ模様でかごバッグを作ってみました。基本パターンだし作れることがわかっているのに、斜め編みはあまり見かけないようなので。

底も同じ模様です。斜め編みのバッグでは崩し縞が多かったので、側面が正方形になる深めのかごばかりでしたが、4本単位の千鳥模様であれば横に広い形も作ることができます。

プレビューの底編み図です。

CraftBandSquare45のデータです。
輪弧の側面を千鳥模様にしたので、同じ模様でかごバッグを作ってみました。基本パターンだし作れることがわかっているのに、斜め編みはあまり見かけないようなので。
底も同じ模様です。斜め編みのバッグでは崩し縞が多かったので、側面が正方形になる深めのかごばかりでしたが、4本単位の千鳥模様であれば横に広い形も作ることができます。
プレビューの底編み図です。
CraftBandSquare45のデータです。
CraftBandSquare をまず四つ目、つまり目(ひも間のすき間)を指定して使ってみます。
基本のかごというのは、既定値である、
そのままだからです。これは、底を組んだ縦ひも・横ひもの外側を空けずに立ち上げ、立ち上げた高さに対しては一目ぶん空けて最初の編みひもを組み入れることになります。
設定と、展開図との関係はこんなです。
差しひもは、底や側面、縦や横は長さも明確でシンプルなのでテストも要らないかな?ということで、斜めに指定してみました。
目を上下に通していくと、2本ごとになります。角を避けてその隣から開始するようにし、斜めの両方向を指定しました。
側面の4つの角の辺は、縦ひもと横ひもが重なりますので、2本を1本として扱って差してちょうど目が埋まりました。
データです。
『このサイズが欲しい!』キャンペーンの当選者No.10はご近所の猫ちゃんでした。
オーダーされたサイズは
縦30横40高さ20
先のかごは、レジかごを流用した四角い形状だったので、こんどは猫ちゃんが好きな丸い形のご希望です。
8本幅ベースで、丸めにするため底の差しひもは2回、合わせて16本とし、縦横各1センチ小さいサイズの底にしました。
立ち上げて、追いかけ編みで少し膨らみをつけていき、指定サイズになったところで、13本幅&4本幅の畔編みで形を整えました。縁は、強度をつけるため二重に巻いた縁ひもに、縁かがりをしました。
縦横四角くした時が指定サイズとなるため、楕円状だと長径・短径は少し大きくなります。カッチリ固いというより、柔軟性がある感じのかごになりました。
データです。
追記
猫ちゃんの写真を送っていただきました。
いちばん大きい、9キロのノルウェージャンの男の子が陣取って、丸まって入っていたそうです。気に入ってもらえたようで、良かったです。
『このサイズが欲しい!』キャンペーンの当選者No.9 yukaさんのご希望は、ちょっとした小物を収納して飾れるようなかご、です。オーダーされたサイズは
幅20cm、奥行き15cm、高さ15cm(外側)
No.7のドライヤーのかごのうち、小さい方のかご(内かご)を見てイメージされたとのこと。棚の上段に置いて、ラタンのバスケットのような、
感じを希望されました。
クラフトバンドは平たい紙でできており、素材としての厚みは難しいため、クラフトバンド風にはなってしまいますけれど、ということでお作りしました。
本体下部のよろい編み、ざっくり感を出したくて最初7本幅で編みましたが、丸くするのが難しく、結局、5本幅と2本幅に割いて重ねることになりました。でもそれで、少し立体感が出たかなと思います。
ワンハンドルの持ち手は、枝風に2本で作りました。
こちらが、本体のデータです。「よろい編み(2枚重ね)」という編みかたを追加しています。
蓋は、底と同じ作りだと縦横部分が目立って、裏、という感じになってしまいます。周りの同心楕円的な編み目がメインになるように、縦横部分の面積を減らし、差しひもを2回で計16本とし、楕円の周数を増やしました。
その後、データ的には側面になるのですが、立ち上げずにそのままねじり編みを2周し、垂直ひもを追いかけ編み2周分だけ通してから折り、ひもを貼って蓋裏の縁にしました。ねじり編み部分は、本体と同じ飾り編みでかがります。
本体の高さ、当初7本幅で計算していたのが5本幅になり少し低くなってしまったのですが、蓋に厚みがあるので、トータルとして15センチとなりました。
ふたのデータです。本体が出来てから、本体の縁のサイズに合わせて作成しています。
追記
yukaさんから使っている様子の写真を送っていただきました。
タイトルの「ピクニックバスケット」はyukaさんに命名いただいたもので、愛称「ゆかご」、yukaさんオリジナルデザインのかごです。
yukaさん、ありがとうございました。