布のパッチワークで、先の「菱華(ひしか)」模様を作ってみました。ポケット部分です。既成のトートバッグに縫い付けました。
同じ柄の3色を使ったので、模様としてはちょっと識別しにくくなってしまいました。全体が一体化してしまったような感じです。赤のしずく形・青の蝶形が作られているのがわかるでしょうか。
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細長くカットした布を三つ折りにして、厚紙に貼った型紙の上に並べました。間には接着芯を置き、織った後にそのままアイロンで固定しました。
赤・青・黒、各30cm四方の端切れ3枚を使ったのですが、できた模様部分は13cm×24cmですから、面積比にして約11%です。少し残った黒はポケットの裏地にして使い切り。三つ折りにして3重にするわけですから妥当な数値ではあるのですが、布がたくさん必要なのだな、というのが試してみての感想です。
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データとして作成したのは、こんな図です。各方向3点の繰り返しですから、サイズが異なっていてもわかります。斜め60度+斜め120度だけの図と、下図と、2枚を参照しました。型紙は、一時的に色を「線のみ」に変えて、本数も増やして大きく作った図から、中心部分を切り取って使いました。
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データです。先の模様を120度回転して、左右対称にしました。