「小さいかご」カテゴリーアーカイブ

小さいかご

5本幅36の小かご

3対2(15センチ×10センチ)だと、ちょっと細長い感じがしたので、もう少し丸めのかごを作ってみようと思いました。

お試しポイント

  • 10センチ×13~14センチ
  • 垂直ひもは、先の7本から細くして5本幅ベース
  • 底は、先と同じく 、追いかけ編み2周で差しひも
  • 側面はシンプルに追いかけ編み
  • 縁をかがる

概算させると、基本のひも幅と同じくらいのすき間になるので、横5本、縦9本、差しひも8本で、垂直ひもが36本と出てきました。

垂直ひも36本

大変でした。。
まず、縦ひもを差し込むのが大変。
側面も、最初は下が4本幅の予定だったのですが、隙間が狭すぎて詰められない。あきらめて、4本幅を2本幅に割きました。
編み進めて少し広がったところで、2本だけ4本幅が入りました。

底の差しひもは、細くなったぶん、きれいに収まりました。
楕円のバランスも、3対2よりはいい感じです。

かごの評価

簡易度×すごく作りにくい
実用性普通に使えそう
可愛さ
出来キレイに詰められていない

教訓

  • 4本幅くらいの間隔は、狭すぎる

よろい編みの小かご

小かご。 特に用途がなくても、そんなに邪魔にならない。
ひもも、手間も、あまりかからない。

ということで、いくつか、小かごを作ってみようと思います。

お試しポイント

  • 15センチ×10センチくらい
  • 垂直ひもは、7本幅ベース(13本幅の半分)
  • 底は、追いかけ編み2周で差しひもにしてみる
  • 側面にはよろい編み
  • 縁を編んでみる
よろい編みの小かご

側面のそれぞれの編みかたのデータに「周長比率対底の周」という項目があります。これは、底の周(下の計算寸法に表示)に対して、同じなら1/広がっているなら1より大きい数値/狭まっているなら1より小さい数値となります。よろい編みの場合、下手なせいか、浮いて広がる感じになるので、1.05にしました。

縁編みにより縁がしっかりして、全体的にがっしりとした感じ。縁とよろい編みとのバランスはちょっと微妙ですが。

「 底は、追いかけ編み2周で差しひも」ですが、「 追いかけ編み3周で差しひも 」だった先のかごと、底を比べてみました。

右がよろい編みの小かご

差しひもの後は、いずれも「 追いかけ編み2周 +ねじり編み1周」で、差しひもはしっかり固定はされます。でも、楕円の輪の部分、左側は割ときれいに揃っていますが、今回作った方は差しひも部分で広がる感じになりました。詰めようとしてはみたのですが、周を減らし、ひもも少し幅広になったので、ちょっと無理でした。

かごの評価

簡易度
実用性丈夫そうな感じ
可愛いさ
出来 楕円が傾く感じ に歪んでいる。 飾り編みがダメ。

教訓

  • 3対2(15センチ×10センチ)は細長い感じ。
  • 7本幅は、このくらいのサイズのかごには太すぎるかも。

再・菱編みの小さめのかご

最初に作った「菱編みの小さめのかご」ですが、12本幅のバンドで作っています。この時のデータに対して、使用するバンドを13本幅に変えてみました。

先のデータを開き、[編集]メニューの[バンドの種類選択]から、対象バンドの種類名を「クラフトバンド13」に変更します。

寸法を直接設定している箇所はそのままの値ですが、何本幅かで設定している箇所は、選択したバンド幅に合わせて寸法が再計算されます。
今の場合、1本あたりの幅は、12本幅は1.23mm 13本幅は1.18mmなので、全体的に少し小さめのかごになるようです。

外側の計算寸法12本幅13本幅
横寸法18.3cm17.9cm
縦寸法15.3cm14.7cm
高さ寸法7.4cm7.1cm

作ってみました。左が12本幅、右が13本幅。ほぼ、寸法通り、かな。

並べてみると

底の横ひもの間隔が狭くなっているので、持ち手の間隔も狭くなっています。
そこに、同じ長さの持ち手をつけたので、結果的に高さが高くなりました。

ひもリストで出力されるひもの長さは寸法に合わせて再計算されるので、そのままのデータで作ることはできます。でも、バランスが少し変わるので、許容できない場合は設定値の調整が必要ですね。

菱編みの小さめのかご

楕円底と菱編みの設定値を得るため、小さめのかごを作ってみました。

RhombPattern

楕円の底はこんな感じです。

RhombPattern2

簡単な持ち手をつけてみました。

追記: データファイルを修正しました。底の差しひもの後「追いかけ編み」3周となっていましたが 、「追いかけ編み」2周 「ねじり編み」1周でした。