クラフトバンド/紙バンド等で作るかごのサイズを計算するWindowsのアプリです。
縦横(もしくは放射状・輪弧)にひもを組み、底編みして楕円にし、立ち上げて側面を編み、縁の始末をする…
というタイプの計算を行います。
使用するバンドの種類・編みかた・縁の始末・付属品・描画色などは、個別データとは別に、専用データベースに登録します。いちど登録すると、次からは選ぶだけで使えるようになります。自分の編み方のノウハウを、デジタルに蓄積してライブラリ化することができます。
1.登録されたバンドの種類から、使用するバンドを選択します。

バンドは任意に追加登録することができますので、様々な幅・本幅数・特性を使い分けることができます。
2.目標とする寸法、基本のひも幅を指定します。
基本のひも幅は、1 ~ 先に選択したバンドの種類が持つ本幅数、の間の数値で指定します。例えば12本幅であれば、1~12のいずれかが選べます。
ベースとなる色を指定したければ、「基本色」を設定してください。
3.横ひも(長い・短い・最上と最下)と、縦ひもを任意数組み合わせます。
横置き、縦置きの各数値をUp/Downして本数を指定します。下部には、計算寸法として、指定した本数やすき間にした場合のサイズがリアルタイムに表示されますので、作成の目安となります。上部には目標寸法との差が表示されます。

4.底編みしたい場合は、[底(楕円)]の編みかたを指定します。
四角底の場合は指定不要です。[底(楕円)]のタブをクリックします。
編みひもと、差しひもを任意に組み合わせて指定することができます。

5.登録されている編みかたから組み合わせて、側面の編みかたを指定します。
「側面」のタブをクリックします。
下から上に編んでいきますので「◎下から上へ」に表示することもできますし、
ひも順に「〇上から下へ」表示することもできます。
何点でも・何周でも・どんなひも幅でも、好きに組み合わせられます。入力した編みかたや周数がどのくらいの高さになるか表示されますので、作りたい高さまで積み上げてください。

6.縁の始末を指定します。
「縁の始末」にチェックを入れると、選択肢は、縁の始末用の編みかたに変わります。いずれかを指定して[追加]ボタンをクリックしてください。

7.登録されている付属品から、必要なパーツを追加します。
「追加品」のタブをクリックします。
持ち手・リング・補強ひもなどが登録されていますが、任意に追加登録することができます。巻きひもの指定もできます。

8.プレビュー画像で全体のバランスを確認します。
「プレビュー」のタブをクリックします。
ここまで設定した内容が画像で示されます。
[画像ファイル]ボタンで画像ファイルだけを取り出したり、[ブラウザ]で原寸大画像を見ることができます。

9.[ひもリスト]ボタンをクリックすると、ここまでの情報とカットリストが出力されます。
別データとして取り出したり印刷する場合は、[TXT出力]ボタンでメモ帳、[CSV出力]ボタンでエクセルが開きます。(パソコンにインストールされている場合)

10.ファイルメニューから[名前をつけて保存]すると、ここまでのデータを保存できます。
次回、同じデータを開いてそのまま使うこともできますし、バンドの種類・幅・本数・編みかたなどを少し変えた作品にすることもできます。