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CraftBandMeshで作成

再・菱編みの小さめのかご

最初に作った「菱編みの小さめのかご」ですが、12本幅のバンドで作っています。この時のデータに対して、使用するバンドを13本幅に変えてみました。

先のデータを開き、[編集]メニューの[バンドの種類選択]から、対象バンドの種類名を「クラフトバンド13」に変更します。

寸法を直接設定している箇所はそのままの値ですが、何本幅かで設定している箇所は、選択したバンド幅に合わせて寸法が再計算されます。
今の場合、1本あたりの幅は、12本幅は1.23mm 13本幅は1.18mmなので、全体的に少し小さめのかごになるようです。

外側の計算寸法12本幅13本幅
横寸法18.3cm17.9cm
縦寸法15.3cm14.7cm
高さ寸法7.4cm7.1cm

作ってみました。左が12本幅、右が13本幅。ほぼ、寸法通り、かな。

並べてみると

底の横ひもの間隔が狭くなっているので、持ち手の間隔も狭くなっています。
そこに、同じ長さの持ち手をつけたので、結果的に高さが高くなりました。

ひもリストで出力されるひもの長さは寸法に合わせて再計算されるので、そのままのデータで作ることはできます。でも、バランスが少し変わるので、許容できない場合は設定値の調整が必要ですね。

ボックスのふた

13本幅のバンドで、ボックスのふたを作りました。
200ミリにかぶせるので210ミリ、高さは1/3の70ミリ目安です。

かぶせるので、縁は貼るのではなく、折り込むことにしました。
1. 垂直ひもの半分で、縁ひもをくるむように外に折りこむ。
2. 更に縁ひもを置いて、残りの垂直ひもを外に折り込む。

[編みかた]に、追加で登録しました。
「 外向き折り縁ひもをおいて残りも外に折る 」です。

外向き折り縁ひもをおいて残りも外に折る

[縁使用]にチェックを入れ、「くるまれる編みひも」と「外側におくひも」の2点を追加します。「くるまれる編みひも」の「高さ比率対ひも幅」は1、「垂直ひも長比率対ひも幅」は5としました。

側面を編む時の 「高さ比率対ひも幅」と「垂直ひも長比率対ひも幅」 は同じでよいのですが、縁ひもの場合は異なります。

「高さ」と「垂直ひも長」

折り返して差し込む分を合わせ、ひも幅の5倍の長さぶん、垂直ひもを使う、という意味の「5」です。

できたふたは、こんな感じ。 13本幅のバンド設定で作りましたから、 サイズ的にはピッタリかぶさるんですが、

ふた

デザインの差たるや。合わなさがすごいです。
普通に作ったら、絶対にあり得ない組み合わせです。

200ミリボックス

ボックスシリーズ、 テストのつもりで作り始めたのですが、大きくなるにつれ存在感が出てきて、ひもも手間もハンパない。ということで、これが 最後の200ミリ、サイコロボックスです。

サイコロというのは、

飛ばし編みなのですが、サイコロで出た目の数を飛ばしてみました。

200mmbox

縦・横とも、 ひもが重なって編み目にならない箇所も多々。
4本幅で細かくしたつもりなのですが、最大6個とばしですから、荒くなってしまうのですね。

データですが、最初、縦に19本(あいだ6ミリ)差し込もうとしたのですが、ムリ!!
4本幅だと柔らかすぎて、15本(あいだ9ミリ)しか通せませんでした。
そのため、15本の縦ひもの間14点、上下で28か所に差しひもを貼りました。
楕円底用の差しひも機能を流用し、周の長さを調整しています。