「Square」タグアーカイブ

CraftBandSquareで作成

PPバンド・手織り模様の浅かご#50003

手織りの情報サイト https://www.handweaving.net/ から、別の模様でプラかごを作ってみました。#50003で、掲載はこちらです。

https://www.handweaving.net/draft-detail/50003/page-159-figure-2-orimono-soshiki-hen-textile-system-yoshida-kiju-japan-1903?page=0&keyword=50003

交互2色、パターンの単位は 16×16です。側面は#50003の模様、底が見える浅いかごにして、底は 16×16のパターンを倍に拡大した32×32のパターンにしてみました。

底の縦ひも・横ひもは奇数にするため共に31本、2単位マイナス1本です。

できたかごです。

#50003模様のかご

内側に模様を作ったので、上からみるとこんなです。底の2辺がほぼ重なってしまっていますが、そのまま折る感じで作りました。

#50003のかごの内側

今まで、CraftBandSquare による展開図・編み図は、外側から見た図として作ってきました。今回は、底は内側・側面は外側に模様を作りましたので、内側から見た展開図と、外側から見た展開図、2枚を作ってみました。

外側から見た展開図

外側から見た展開図

内側から見た展開図

内側から見た展開図

模様となる上下パターンを作り、それを上下交換し、左右反転すると裏側の模様になります。ただし、パターンの単位のうち一部しか使っていない場合は、その分を左右にシフトする必要があります。また、右側面と左側面については、上→右、下→左がセットになっているため、同じ位置での裏面です。

データです。上下図には、側面 16×16・底 32×32の単位模様が含まれます。

2023.9.14 追記 「阪神タイガーズ優勝記念BOX」と命名しました。
2023.11.5 追記 祝・日本一記念

PPバンド・手織り模様のかご#34196

手織りの情報サイト https://www.handweaving.net/ から、別の模様でプラかごを作ってみました。#34196で、掲載はこちらです。

https://www.handweaving.net/draft-detail/34196/figure-589-a-handbook-of-weaves-by-g-h-oelsner-germany-1915?page=0&keyword=34196

パターンの単位は 10×10で、先より模様は小さいのですが、4側面で連続としたため相対する面の模様位置は異なります。同じく1/2幅です。

#34196

1,2,3飛びなのですが、横の3飛びのところが少し浮いてしまいました。すき間が空いてしまったせいでしょうか。素人には難しいです。

底は平編みです。

#34196の底

データです。CraftBandSquareで開くと展開図が見られます。単位模様の繰り返しですので、位置を変えることもできます。

PPバンド・手織り模様のかご#12316

手織りの情報サイト https://www.handweaving.net/ から、別の模様でプラかごを作ってみました。
#12316で、掲載はこちらです。

https://www.handweaving.net/draft-detail/12316/16-zu-16-093-old-german-pattern-book-untitled-and-unbound-germany-uncertain-date-1850-1900-?page=0&keyword=12316

先にはクラフトバンド/紙バンドでしたが、こちらは1×1が多数ある模様なのでPPバンドで、また、パターンの単位が16×16のため、1/2幅で作りました。

#12316

垂直方向は8本ごとのブロック色、和風の配色にしてみました。上の写真は側面にかけて同じ色になっていますが、反対側から見ると交互になります。

#12316反対側


底は平編みで、編み図はこんなです。

#12613 の編み図


データです。単位模様の繰り返しですので、CraftBandSquareで開くと位置を変えることができます。

手織りの模様のかご#10115

模様は人類の知恵。ひもを編んで作る模様は縄文時代からあったとのことですが、もう少し後となると手織りでしょうか。つるの恩返しも眠りの森の美女も、千年レベルの昔話です。

その手織りの情報を集積しているサイトがあります。
https://www.handweaving.net/
草案約7万6千点・歴史的な文書数千点・各種ツールを網羅した、織りのデジタルリソースです。

試しに、ここに掲載されている模様で かご を作ってみました。クラフトバンド/紙バンドでも作れそうな3つ飛びがメインのものです。模様番号は#10115、記載ページは以下。
https://www.handweaving.net/draft-detail/10115/plate-45-figure-1-dictionary-of-weaves-part-i-by-e-a-posselt-united-states-1914

できたかごがこちら。
下手ですみません… でも、ずーーっと遠くから眺めると、ちゃんと模様に見えます。

#10115

内側は2つ飛びの網代編みです。

#10115の内側

パターンの単位は8×8、縦ひもと横ひも各22本で、4側面で模様がつながります。

模様の使用にあたって、許可をいただきました、HandWeaving.net 運営者の Kris Bruland さん、ありがとうございました。

データです。

丸網代編みのかご

名称丸 網代 編み
名称(読み)まる あじろ あみ
模様タイプ中心からの4象限
単位
バンド幅水平・垂直とも、中心から外に段階的に広→狭
飛び数1~5
対称性水平線,垂直線,半回転
備考

まんじ紗綾網代編みに続いてもうひとつ、
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
に掲載されている模様を作ってみました。93ページの「丸網代編み」です。

中心の幅を広くすると丸になるということで、10, 8, 6, 4 本幅を組み合わせてみました。

丸網代編み

4側面、それぞれ同じ丸になるようにしています。斜めから見ると丸が並んで見えて、同書94ページの「花網代編み」のような感じになります。

内側はこんなです。幅広のひもがあるので、底は2つ飛び網代編みにしました。

丸網代編みの内側

展開図の編み図です。
じーっと見ていると、底を中心とした同心円が見えるような気がしませんか?上の写真もそうなのですが、定規を当ててみると直線なのです。これも錯視なんでしょうか。

データです。