以前作った、いろいろな模様の赤と黒の小かごたち、フラワーデザイン教室の生徒さんたちが、素敵な作品に仕上げてくれました。
かごからあふれたお花、ひとつだけ飾っても存在感があるのに、こんなに集まると圧巻。全体を眺めて楽しく、ひとつひとつ見ていくと全部違っていて、細かいところまで作りこまれています。フラワーデザイナーならではのアレンジメントです。
フラワーデザイン教室の先生、ならびに生徒の皆さん、ありがとうございました。
以前作った、いろいろな模様の赤と黒の小かごたち、フラワーデザイン教室の生徒さんたちが、素敵な作品に仕上げてくれました。
かごからあふれたお花、ひとつだけ飾っても存在感があるのに、こんなに集まると圧巻。全体を眺めて楽しく、ひとつひとつ見ていくと全部違っていて、細かいところまで作りこまれています。フラワーデザイナーならではのアレンジメントです。
フラワーデザイン教室の先生、ならびに生徒の皆さん、ありがとうございました。
名称 | 重ね桝 網代 編み 変形桝 網代 編み |
名称(読み) | かさねます あじろ あみ へんけいます あじろ あみ |
模様タイプ | 水平は単位の繰り返し 垂直は上下に2分割 |
単位 | 水平22 垂直は上下各6 |
バンド幅 | |
色 | |
飛び数 | 1,3,5 |
備考 |
引き続きの網代編み模様です。文献
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
68ページ「10 重ね桝網代編み」を作ってみました。
桝形が作られるのは上下中央の横並びのみ、上下には山形がつながる模様だと推測しました。上下にも桝が出てくるのは、縦菱網代編みや横菱網代編みだろうと思ったので。
ですので、水平方向のみ、22の繰り返しということになります。
PPバンドのマットにしました。縦ひも・横ひもとも、同じ1/2幅です。1,3,5でできた正統派網代編みですので、バンド間のすき間はほぼゼロまで詰められる感じです。
縁の始末も横菱網代編みなどと同じです。周長として算出されますが、実際は各、縦2本・横2本分で足ります。同色を重ねていますので、リバーシブルです。
データです。ひも上下の側面には、マットでは使用しませんが、上下部分の繰り返し単位となる22×6の模様を入れています。
名称 | 縦菱 網代 編み |
名称(読み) | たてひし あじろ あみ |
模様タイプ | 単位の繰り返し |
単位 | 34 × 34 |
バンド幅 | 垂直幅 < 水平幅 |
色 | |
飛び数 | 1,3,5 |
対称性 | 水平線,垂直線,半回転 |
備考 |
引き続きの網代編み模様です。文献
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
63ページ「6 縦菱網代編み」を作ってみました。PPバンドのマットです。
繰り返しの単位、および上下パターンとも、横菱網代編みと同じです。異なるのは、縦ひもと横ひもの幅が逆になっていること。こちらは、横ひもが縦ひもの倍です。
同じく、リバーシブル。
データです。横菱網代編みと同様、縁の始末部分は長さの調整が必要です。
名称 | 横菱 網代 編み |
名称(読み) | よこひし あじろ あみ |
模様タイプ | 単位の繰り返し |
単位 | 34 × 34 |
バンド幅 | 水平幅 < 垂直幅 |
色 | |
飛び数 | 1,3,5 |
対称性 | 水平線,垂直線,半回転 |
備考 |
引き続きの網代編み模様です。文献
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
62ページ「5 横菱網代編み」を作ってみました。
繰り返しの単位が 34×34と大きいので、マットにしました。縦ひもが縦ひもの倍の幅です。竹イメージの色にしてみましたがどうでしょうか。
縁の始末は「外向き折り編みひもに重ねて残りも外に折る(PPバンド)」ですが、側面の編みひもは使っていないので、底の4辺に各、同色・同長のバンドを重ねています。
同じ色を重ねているので、リバーシブルです。
データです。CraftBandSquare で開くと、底が繰り返し模様の1単位です。
PPバンドのかご、手許にある色で試してきたのですが、使いきれずに残っていたバンドが2点。緑とオレンジの縞柄です。図柄がプレビューできないと思っていたのですが、本幅線を太くしたら描けるかも、と気づきました。
模様のベースは手織りの情報サイト https://www.handweaving.net/ の#12316、再掲となりますがこちら。
この模様では、既にかごを作っています。斜めの部分が3つ飛びで並んでいるため、先にはPPバンドを1/2幅と細かくして作りましたが、今回はそのままの幅で作るため、3つ飛びの部分を2つ飛びに変えて 14×14の模様で作りました。
縦ひも・横ひもが緑の縞なので底から見るとこんなです。
図を描かせるために、まず[バンドの種類]で、「PPバンド」を複製して”本幅”を3とした「PPバンド(3本幅扱い)」を追加しました。次に、描画色に「緑ライン」と「オレンジライン」を追加登録しました。
そのデータでプレビューした編み図がこちら。縞のおかげで編み目がわかりやすいです。縁の始末は「外向き折り編みひもに重ねて残りも外に折る(PPバンド)」ですが、バンドの縞は外側だけのため、内側に折っています。
たまたまベースが白だから出来ただけで、どんなバンドに対しても適用できるわけではありませんが、現状機能の応用例ということで。
データです。そのまま使うには、上述のバンドの種類・描画色の追加登録が必要です。側面に 14×14の模様が入っています。