月別アーカイブ: 2023年10月

編みかえ網代編みのボックス

名称編み替え 網代 編み
組み替え 網代 編み
名称(読み)あみかえ あじろ あみ
くみかえ あじろ あみ
模様タイプ中心から斜めに2分割
単位各領域 6 × 6 [3つ飛び]
バンド幅
飛び数1,3,5
対称性
備考

引き続きの網代編み模様です。文献
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
75ページ「16 編みかえ網代編み」でボックスを作ってみました。

ひとつの面で、中心を通る斜め線で縞の方向が90度変わる、という模様です。

編みかえ網代編みのボックス

4面、同サイズのボックスとし、隣の面から模様が続くようにしたため、隣り合う面では縞の方向が逆になりました。

底も同じ編みかえ網代編みにしてみました。

編みかえ網代編みのボックスの底

データです。CraftBandSquareで開くと、底は1面分、側面は2面分(1面+反転した1面 )を繋げた模様になっています。このボックスのサイズ(縦ひも20本・横ひも20本)に合わせていますので、サイズを変えて使う場合は調整が必要です。

鱗網代編み(うろこあじろあみ)のボックス

名称鱗 網代 編み
名称(読み)うろこ あじろ あみ
模様タイプ単位の繰り返し
単位水平14× 垂直7
バンド幅
飛び数1,2,3,4,5
対称性
備考

引き続きの網代編み模様です。文献
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
74ページ「15 鱗網代編み」でボックスを作ってみました。
千鳥網代編みをちょっとカスタマイズしたような模様です。

鱗 網代 編みのボックス

底も同じ鱗網代編みにしてみました。同色だと模様がわかりにくいです。編み図に合わせたつもりだったのですが、後で1箇所間違っていることに気づきました。どこかわかりますか?

鱗 網代 編みの底

千鳥網代編みはすんなりできましたが、こちらはすごく作りにくかったです。3つ飛びベースの場合、3~4段編むと落ち着いてくるのですが、それが全然ない。ところどころボンドで留めないと形にすることができませんでした。何故こんなに編みにくいのか、考えてみました。

詰めにくい箇所があります。でもそれより、ひもが重なってしまう方が問題。普通は、段が変わると目の位置がずれて咬みあう形に固定されるのですが、含まれるような構造なのです。垂直なので落ちてきます。

また、輪編みのように、同じサイズの輪を作ってから編んだのですが、単位につき1本、他より短くなってしまうひもがありました。輪の内側に5本飛びが続く箇所です。輪を切って貼りなおす必要がありました。

データです。底・側面ともに同じ模様の単位ですが、底と側面のひもが重ならないように、位置をシフトしています。

千鳥網代編みのボックス

名称千鳥 網代 編み
名称(読み)ちどり あじろ あみ
模様タイプ単位の繰り返し
単位水平12 × 垂直6
バンド幅
飛び数1,3,5
対称性垂直線,半回転
備考

引き続きの網代編み模様です。文献
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
60ページ「4 千鳥網代編み」でボックスを作ってみました。

次のように記載されています。

中心から左右対称に編みすすめます。

模様の単位は 12×6 と偶数なのですが、中心は1点です。そのため、縦ひもと横ひもは同数ではなく、各、プラス1・マイナス1とした奇数(19本と17本 )にしました。

千鳥網代編みのボックス

底は桝網代にしてみました。Ver.Upで、ポチポチしなくても簡単に作れるようになりました。

データです。CraftBandSquare で開くと、側面が模様の単位となっています。