Ver1.8.4 CraftBandHexagonの差しひも、まず、ひもに対して直角方向を試してみました。
六つ目の脇にできる三角を通す編み方は、車華編み(くるまはなあみ)という名前で、以下文献100ページに掲載されています。
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
できたのがこちら。最下段の六つ目数を0.7、上端下端・左端右端を0.3、三角の中は3ミリです。
底から見たところ。
小さいかごなのに、差しても差しても埋まらない、、って感じで。六つ目や三つ目の中のひもの方向を揃えたり、差しひもの浮き方や位置を合わせればもっと綺麗にできるのでしょうけれど、とてもそんな余裕はなく、差すだけで精一杯でした。
全体に対する垂直方向の差しひもについては、各角の五角形のところまでを生成します。でも、実際に差してみると、下図の青線と緑線のように、底からの差しひもが五角形の先に延びるのが自然でした。そして入れ替わった先の垂直部分(赤の点線)は2点ではなくいずれか1点でよい。
ということで、生成データについては、少しだけ余分が生じていますが、多い分については不足より良しとしたいと思います。
差しひもについては、個別の長さでカットして差したわけではなく、面積長分の白いひもを2本幅にして、差しながらカットしていきました。ひも長加算は15ミリ(両端で30ミリ)にしましたが、面積長で15センチ程不足でした。理由としては、
- おもてうら交互に、波打つように通している分長くなる
- 縁への角度が30度となり高さの倍のひも長が必要
- 最短で約26センチのため、それ以下の端切れは使えない
とりあえず、そのままのデータを添付しますが、使うなら差しひもの加算長は10ミリほど増やした方がよさそうです。