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CraftBandMeshで作成

ドルチェグストのカバー

ネスカフェのドルチェグストの箱は、12センチの立方体です。

ドルチェグストの箱

このカバーを作ってみることにしました。

お試しポイント

  • 12センチの立方体が入る、 上面はすこし下げ気味に
  • 6本幅ベース
  • 側面は、3分割でテイストを変える
  • 縁の始末は「内に折ってくるみ下から出して横に折る」

以前に、120ミリボックスを作った時の感覚で、内側、縦・横各120ミリでデータを作ってしまいました。が、120ミリの箱を入れるのですから、少なくとも2~3ミリは大きくしないといけなかったのです。。ひもをカットした後に気づいて、とりあえずゆるめに編むようにしました。

選んだ縁の始末が、垂直ひもの内側に二重に巻いた縁ひもを置く、というものですが、最初に置いた時は内側が狭くなってしまい、箱が入りませんでした。改めて、縁ひもが外側に位置するように大きめに巻きなおしました。

ドルチェグストの箱 が入るようになりました。

ドルチェグストの箱のカバー

そして、このカバー、保管時や使用時に、上の写真のように使うのはもちろんなんですが、

ドルチェグストの箱のカバー

箱のふたを、外側に折り返してセットすると、とっても便利なのです!
卓上ダストボックスにして、いっぱいになったら、箱ごと捨てちゃうとかね。

かごの評価

簡易度普通
実用性ドルチェグスト専用としては。
可愛さ ドルチェグスト専用としては。
出来飛ばし編みの模様が重なってしまった面がある

教訓

  • 飛ばし編みの後の輪編みは、飛ばした位置まで重なる

レジかごサイズのかご

実用に、レジかごに入るサイズのかごを作ってみたいと思います。

お試しポイント

  • 13本幅ベース
  • 各角につき差しひも1本 ( 角が丸い四角なので )
  • 底は、追いかけ編み3周で差しひも、ねじり編み1周
  • 輪編みで、側面の周長を段階的に増やしていく
  • 角カンを使った持ち手
  • サイドにも持ち手

レジかごの内側のサイズを測って、3.5ミリ厚(バンドの種類の設定値)で計算させました。計算寸法の縦と横の表示は、内側は底・外側は厚みと最大周をプラスしているのですが、底については内側・外側とも表示されればよいと思いました。

レジかごサイズのかご

均等に周長を増やしていくのが難しい。角によって、斜めの角度が異なったり、きれいな直線にならなかったり。それでも、そこそこ、レジかごには入りますけど。

実用性の比較

プラスチックかご布製バッグクラフトバンドのかご
折り畳み× できない◎畳める△ サイドが若干折れる
カゴへの装着◎ 乗せるだけ△ 合わせる手間〇 入れるだけ
不定形品◎ 形は変わらない△ 形が変わる〇 あまり変わらない
持ち歩き× 重たかったらムリ〇 肩掛け可能〇 肩掛け可能

プラスチックかごと布製バッグの中間くらいの使い勝手ですね。セルフスキャンのお店で使えると、便利だと思います。

かごの評価

簡易度増える周長をきれいに斜めにするのが難しい
実用性
可愛さ大きい
出来きれいに斜めになっていません

教訓

  • 輪編みの貼り部分は、角から外した方がいい
  • 輪編みの対角線位置が、配置の目安になるかも

周長2倍のかご

側面のデータを作るところに「周長比率対底の周」があります。これは、計算寸法として表示される内側の「底の周」に対する、各編みかたの周長の比です。
ボックスは1でしたが、小かごについては、ゆるく編んだ結果 1.05~1.1くらいになる、という値で使ってきました。

試しにこれを、「意図した値」で作ってみようと思います。

お試しポイント

  • 底は10センチ×10センチの差しひも3本タイプと同じ
  • 側面は周長を1倍から2倍に段階的に増やしていく
  • 3本幅の輪編みで、1周ごと、 0.05づつ増やす
周長2倍のかご

大きくなっていく周と垂直ひもをきれいに合わせるのが大変でした。
輪にするため、ひもを重ねてボンドをつけた箇所を、最初は垂直ひもの裏側になるように置いても、ずれてしまうのです。周が大きくなるにつれ、 垂直ひもの 間隔も広くなり、編み目もゆるくなって浮いたりします。

データ通り、段階的・直線的に増えていきます。 2倍まで編むと、ラーメンどんぶりみたいな形になりました。持ち手をつけて、少しかごらしくなりました。

周長2倍のかごの側面

参照元の小かご同様、縁を3本幅にする予定でしたが、周が広くなるとちょっと弱すぎると思い、5本幅に変えました。

上手に編める方なら、1周ごと輪にしなくても、追いかけ編みで連続的に増やしていけると思います。その場合は、側面のデータの「次周連続」にチェックを入れてください。

かごの評価

簡易度大きくなっていく輪を合わせるのが大変
実用性何かには使えるでしょう
可愛さ
出来側面が浮いているところがある

教訓

  • 周が大きくなると、垂直ひもの間隔も広くなる

丸底の小かご

比較のため、同じサイズで丸底も作ってみました。
CraftBandMeshは、四角底用であり、丸底には対応していません。
そのため、作る際には「差しひも4本の小かご」のひもリストの一部をそのまま流用しました。

差しひも4本の小かごのデータ丸底の小かごを作る際
底(縦横)長い横ひも・縦ひも各1本(同じ長さ)同じ長さのひもを10本使用
底(楕円)1.追いかけ編み5
2.差しひも
3.追いかけ編み4
4.ねじり編み1
1.使わない(次週連続のチェックを外す)
2.使わない (次週連続のチェックを外す)
3.設定そのままで使用
4.設定そのままで使用
側面追いかけ編み、縁の処理設定そのままで使用
追加品持ち手2個設定そのままで使用
丸底の小かご

底はこんな感じ。キレイな同心円にするのはなかなか難しいです。

丸底の小かご の底

10本も重ねているので、底のいちばん厚いところは1センチ近くになりました。
でも「差しひも4本の小かご」 のようにひもの角がひっかかったりすることはなさそう。
重ね順など考えず、適当に貼り合わせただけですが、『 正しい丸底の作り方 (?) 』をすればもっと上手に作れるのでしょう。

かごの評価

簡易度丸底
実用性
可愛さ山みたいでカワイイかも
出来非対称

教訓

  • 10本は重ねにくい

差しひも4本の小かご

角の差しひも、さらに増やして4本にしてみます。
横ひも・縦ひもは1本づつ十字に貼り合わせ、差しひも前後の追いかけ編みの周数も更に増やします。

お試しポイント

  • 10センチ×10センチ、5本幅ベースは同じ
  • 追いかけ編み5周で各角の差しひも4本、全部で16本
  • 差しひもの後は、追いかけ編み4周、ねじり編み1周
差しひも4本の小かご

ちょっと難しかったです。縦横十字の2本の周りに追いかけ編みをすること、4本の差しひもを等間隔に貼ること、差しひも間の追いかけ編み、円弧を作っていくこと。キレイに作れば円にできるはずが、少し歪んでしまいました。

差しひも4本の小かごの底

底の径ですが、最初の5周10段の追いかけ編み部分、計算では23.6ミリですが、実際は18ミリほどです。十字2本のひもの周りに、編むというより巻く感じになるからだと思います。結果的に、底の周も短くなるので、「楕円円周の加算」値に、マイナス10ミリを設定しました。

角の差しひもの数が偶数なので、追いかけ編みはそのままつながります。
でも、底は、ひもが何枚も重なって厚くなり、中央部は穴のようになってしまいました。

かごの評価

簡易度作りにくい
実用性使えるけれど、底にひっかかりやすいかも
可愛さ
出来底が均一にできていない

教訓

  • 差しひもをたくさん貼るときは、貼り方・厚みを考慮する