日別アーカイブ: 2023年9月3日

1分でサイズ計算・クラフトバンド/紙バンドで作る収納かご

CraftBandMeshシリーズのアプリの使い方については、メニューに簡単な使用例はあるものの、今のところ、マニュアルといえるほどの説明書はありません。

まともにマニュアルを書くと何十ページにもなりそうで、作るのは大変だし、それにそんなに難しいソフトでもないでしょ、と思ってたのですが…どうも、難しいらしい….

でも、全部を体系的に説明するのは大変だけれど、ピンポイントでちょっとした説明をする程度ならできそうです。A4 用紙1枚だったら、見る側もラクだし。と気づきました。

ということで、作ってみました。まずは、CraftBandMesh の超簡単な使い方です。

1分でサイズ計算・クラフトバンド/紙バンドで作る収納かご

pdfファイルです。

wordのファイルてす。

裏面はこちら

絞り網代(しぼりあじろ)編みのトレイ

名称絞り 網代 編み
名称(読み)しぼり あじろ あみ
模様タイプ中心からの4象限
単位
バンド幅
飛び数1~9
対称性水平線,垂直線,半回転
備考

しぼります目あじろを作ってみて、ひも幅のバリエーションは意外と少ない、と感じました。波網代のように繰り返すならともかく、無限に広がるますあじろでは、4種なんてあっという間の上限です。中央十字部を除く左上・右上・右下・左下の領域は、広がると、”絞り”ではなくなるのです。

もうひとつの文献
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
82ページ「19 絞り網代編み」に、同じ”絞り網代”が載っています。こちらは、同じひも幅ベースで作られており、広がるとちょっと違う模様が見えてきます。こちらのタイプであれば、サイズに合わせた調整をすれば、上限は無いでしょう。

この模様で、トレイを作ってみました。A4サイズです。

なぜトレイか、というと、今のところCraftBandSquare には、ひも上下のパターンに、水平・垂直各50点まで、という仕様上の制限があるからです。模様=繰り返しパターンの想定でしたし、1.5cm×50=75cm 分あれば十分かなと。

なので、ちょっと変則的ですが、プレビュー図で見た時に底と側面がつながる形で模様のデータを作りました。トレイとしてのサイズについては、別途データを作成し、このデータのカットリストでひもを準備します。そして、模様データの編み図に従って、内側から見た模様を作りました。

底です。側面の模様は底の続きです。

絞り網代のトレイの底

データです。模様とサイズ、2点です。