1分でサイズ計算シリーズ、次は CraftBandKnot です。

pdfファイルです。
wordのファイルです。
CraftBandMeshシリーズのアプリの使い方については、メニューに簡単な使用例はあるものの、今のところ、マニュアルといえるほどの説明書はありません。
まともにマニュアルを書くと何十ページにもなりそうで、作るのは大変だし、それにそんなに難しいソフトでもないでしょ、と思ってたのですが…どうも、難しいらしい….
でも、全部を体系的に説明するのは大変だけれど、ピンポイントでちょっとした説明をする程度ならできそうです。A4 用紙1枚だったら、見る側もラクだし。と気づきました。
ということで、作ってみました。まずは、CraftBandMesh の超簡単な使い方です。

pdfファイルです。
wordのファイルてす。
| 名称 | 絞り 網代 編み |
| 名称(読み) | しぼり あじろ あみ |
| 模様タイプ | 中心からの4象限 |
| 単位 | |
| バンド幅 | |
| 色 | |
| 飛び数 | 1~9 |
| 対称性 | 水平線,垂直線,半回転 |
| 備考 |
しぼります目あじろを作ってみて、ひも幅のバリエーションは意外と少ない、と感じました。波網代のように繰り返すならともかく、無限に広がるますあじろでは、4種なんてあっという間の上限です。中央十字部を除く左上・右上・右下・左下の領域は、広がると、”絞り”ではなくなるのです。
もうひとつの文献
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
82ページ「19 絞り網代編み」に、同じ”絞り網代”が載っています。こちらは、同じひも幅ベースで作られており、広がるとちょっと違う模様が見えてきます。こちらのタイプであれば、サイズに合わせた調整をすれば、上限は無いでしょう。
この模様で、トレイを作ってみました。A4サイズです。

なぜトレイか、というと、今のところCraftBandSquare には、ひも上下のパターンに、水平・垂直各50点まで、という仕様上の制限があるからです。模様=繰り返しパターンの想定でしたし、1.5cm×50=75cm 分あれば十分かなと。
なので、ちょっと変則的ですが、プレビュー図で見た時に底と側面がつながる形で模様のデータを作りました。トレイとしてのサイズについては、別途データを作成し、このデータのカットリストでひもを準備します。そして、模様データの編み図に従って、内側から見た模様を作りました。
底です。側面の模様は底の続きです。

データです。模様とサイズ、2点です。
| 名称 | 絞り桝目 網代 編み 変形桝 網代 編み 3 |
| 名称(読み) | しぼりますめ あじろ あみ へんけいます あじろ あみ 3 |
| 模様タイプ | 中心からの4象限 |
| 単位 | |
| バンド幅 | 水平・垂直とも、中心から外に段階的に狭→広 |
| 色 | |
| 飛び数 | 1,3,5 |
| 対称性 | 水平線,垂直線,半回転 |
| 備考 |
ますあじろのバリエーションです。バンドの幅を変え、中心を狭くしたのが”しぼります目”です。先と同じく、ベースは、
『図説 竹工入門~竹製品の見方から製作へ~』佐藤庄五郎、共立出版、1993
54ページに、図3・18 幅と編む順序のちがいによるますあじろの変化 (b)しぼります目あじろ です。
中心からの本幅、3,6,9,12 で作ってみました。

今までと同様に、写真で見えている2つの側面は、元図、および[上下交換]した2パターンです。本数は少ないのですが、幅広のひもの比率が多くなっているため、先より大きめのかごになりました。
底は、3つ飛びの網代編みですが、縦ひも・横ひもとも中心から外側にむけて幅が段階的に広くなっていますので、”波網代編み”の状態になりました。

データです。CraftBandSquare で開いていただくと、展開図・編み図を見ることができます。ひも上下のパターンは、サイズは異なりますが、ますあじろ編みと同じです。
| 名称 | 裏桝 網代 編み 交色桝 網代 編み |
| 名称(読み) | うらます あじろ あみ こうしょく ますあじろ あみ |
| 模様タイプ | 中心からの4象限 |
| 単位 | 各象限 6 × 6 [3つ飛び] |
| バンド幅 | |
| 色 | 水平・垂直とも、中心B色・3本ごとB色 |
| 飛び数 | 1,3,5 |
| 対称性 | 水平線,垂直線,半回転 |
| 備考 |
先の文献
『図説 竹工入門~竹製品の見方から製作へ~』佐藤庄五郎、共立出版、1993
54ページに、図3・17 交色によるますあじろの変化 が掲載されており、次のような記述があります。
図3・17(a)のますあじろも、交色すること(3本のうち1本を)により、図(b)のように同じ編み方とは思えない模様が現れる。
ここに書かれている (a)ますあじろ は、先に作ったかごです。そして次に、同図 (b)交色ますあじろ でかごを作ってみました。

先のますあじろは網代編みが菱形になっていましたが、これをX字型(開き網代)にし、上下交換(裏返し)すると(b)図の模様になりました。
先のかごと同じく、写真で見えている2つの側面は、元図、および[上下交換]した2パターンとなります。裏表で、中央が十字/中央が点 の模様が入れ替わっています。
底は菱形のますあじろです。X字型にせず、そのまま交色した時の模様(交色開き網代)になります。
中央から、水平・垂直とも3本ごとに茶・茶・白と色を変えて、1本目の茶で終わる数(27本)にして、各面の模様をつなげました。

編み図です。実際には、右側面と下側面を入れ替えて編みました。

なお、名称ですが、記載されている「交色ますあじろ」だけでは広すぎますし、そもそも他のかごも、水平と垂直を交色で作っています。そのため、こちらの文献
『かご編みの技法大全』佐々木麗子、誠文堂新光社、2018電子書籍版 v1.0
70ページ「12 裏桝網代編み」の名称を併記しました。こんな図です。

説明に次のように記述されていますので、同じ編み方と判断しました。
桝網代編み(P.64)の編み方を、たて芯とよこ芯を共に3本おきに色を変えると、同じものとは思えない模様が現れます。配色の変化による模様のひとつです。
前者は1,3,5 飛び、こちらは1,2,3,4,5,6,7,9 飛びと細部は異なるので、「裏桝網代編み」にもいくつか亜種があるのでしょう。
データです。