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CraftBandSquareで作成

3つ飛び網代編みのボックス

名称網代 編み
片流れ 網代 編み
3つ飛び 網代 編み
3本飛び 網代 編み
3本飛ばし 網代 編み
三間 網代 編み
三目 網代 編み
名称(読み)あじろ あみ
かたながれ あじろ あみ
みっつとび あじろ あみ
さんぼんとび あじろ あみ
さんぼんとばし あじろ あみ
みま あじろ あみ
さんもく あじろ あみ
模様タイプ単位の繰り返し
単位6 × 6
バンド幅
飛び数3
対称軸半回転
備考右上がり、左上がり

PPバンドでは、そのままでは3つ飛びは難しいことがわかりましたので、クラフトバンド/紙バンドで3つ飛び 網代編みのボックスを作ってみました。

12本幅を半分に割いて6本幅にしました。2つ飛び網代編みの場合は、霧吹きで柔らかくしないと組むことができませんでしたが、3つ飛びでは、そのまま組むことができました。底・側面すべて3つ飛び網代編みです。

網代編みのボックス

底はこんなです。

網代編みのボックスの底

斜めとなる方向については既定値のまま、底は左上が開始点・側面は左下が開始点です。底と側面が交差する4辺について、同じにならないことを確認しただけなので、縦(狭い方)の側面と同じになってしまいましたが、横(広い方)に合わせた方が良かったかもしれません。

CraftBandSquare による展開図・編み図です。

データです。

PPバンドのかご・幅変更のデザイン

CraftBandSquare では、ひもの色だけではなく幅も個別に変更できます。
最初に作ったかごの色の組み合わせで、ひもの幅を部分的に変更して作ってみました。

ひも幅を変えたかご

こげ茶のひもの幅を半分にしました。7本がセットなので、3セット×2セット×2セットサイズの奥行きが広めのかごです。

すべて平編み、展開図の編み図はこんなです。

側面が2セットと偶数になっているため、図の上側面と下側面・左側面と右側面は、縦縞と横縞が入れ替わっています。側面と上側面を見ると、できたかごもその通り。

底から見ると

でもこの「こげ茶のひもを半分」は、それなりに検討はしたのです。
深緑が縁になるので半分にはしないとして、ブラウンとこげ茶、半分にして対称になるような組み合わせを作り、絵を比較しました。

上側面だけの図ですが、真ん中だけを細くしてみると

22122

ブラウンを細くしてみると

12121

深緑以外を細くしてみると

11111

ブラウンが多い方がいい感じかなと思ったのですが、残りひもの長さが(重さでチェックしました)ちょっと足りない。それでワンサイズ小さくしたのです。
パソコン上のちょっとしたデザイン・シミュレーションってわけですね。

データです。

PPバンドのかご・6本千鳥格子模様

3本の次は、6本の千鳥格子を試してみました。

基本は2色なのですが、色が薄い方の真ん中に同系色を入れてみました。6×6の格子が収まるサイズにしたため、6の倍数で、12本・24本・高さ18本と、今までのかごより大きめのかごになりました。

6本千鳥格子

模様の基本パターンは次の図ですが、同じ色が重なる箇所(色の薄い同系色も同色扱い)は、平編みに変えた、12×12の繰り返しです。

底は平編みです。

6本千鳥格子の底

展開図・編み図はこんなです。

データです。

PPバンドのかご・3本千鳥格子模様

一方向のみの色の次は、両方向に色があるタイプでしょう。

垂直ひもと側面の編みひも、ともに3本ずつ2色、千鳥格子と呼ばれる模様を作ってみました。

千鳥格子

底は平編みで、側面と続けてみるとこんなです。

千鳥格子の底

編み目をちょっとだけ変えているのがわかるでしょうか。
紺色3本・水色3本でできる、3×3領域の組み合わせは次の4点です。

  1. 水色×水色
  2. 水色×紺色
  3. 紺色×紺色
  4. 紺色×水色

2.と4.は平編みだと模様が入れ替わります。それを、側面については、片方だけ上下入れ替えて、同じにしてみたのです。入れ替えた境界部分では、ひもが同方向に重なりますが、2連続までは良しとして。

でも、作ってみると、ひもの方向が重なる箇所は、ひも同士が重なるような感じになってしまいました。特に上部の縁の近くは。そのため、内側、上から3本目に重なり位置の間になるように水色のひもを通し、持ち手を巻き付ける位置も重複箇所の間に通して固定してみました。

このかごでは、1.と3.の同色部分は変更していませんが、1.と3.については上下を入れ替えても模様は変わりませんので、もうすこし改良の余地があるかもしれません。

展開図・編み図はこちらです。(水色の方は、色がわかりにくいので、「線のみ(中線あり)」に変更)

データです。

PPバンドのかご・一方向のみの色(その1)

片側同色で、2色のパターンの亜種です。
同様に、底と垂直ひもが同色で、側面の編みひもに色をたくさん使ってみました。

色を2対1で地より強調しています。地は無彩色の白です。

issue#28対応で[ひも上下]の[チェック]ボタンによるチェック内容を改良しました。このかごの場合、こんなふうに表示されます。

メッセージの最後、ON比率が0.38となっています。
ONは垂直方向ですので、水平方向の比率は
   1 – 0.38 = 0.62
ですから、水平方向の方が倍くらいになっている、ということです。

データです。

PPバンドのかごの模様(片側同色)

片側同色、2色のパターンです。ルールは先と同じ

4歳の女の子用に作ってみました。赤と黒の小かごよりは大きいですが、割と小さめです。

いずれの側面も、中央を中心としたひと模様。こんなです。

片側同色ですから、側面の編みひもが上になっているところが模様ですが、編み図としてはこんなです。

編みかたの設定に「外向き折り編みひもに重ねて残りも外に折る(PPバンド)」を追加しました。今までも、縁を別に加えるのではなく、側面最上の編みひもで模様を作り、それにバンドを重ねて縁にしていました。プレビューで模様を見る場合もその方がわかりやすい。

データです。

PPバンドの小かご・ハロウィン模様

赤と黒の小かご、片側同色、2色のパターン、最後に模様を作ってみました。
側面の黒いひもが上になっている箇所が模様になりますが、

  • 連続は基本2以下
  • 3連続は最小限
  • 4連続はNG

ドット絵よりも荒くて、このルール…

ハロウィン模様

どうでしょうか。ハロウィンに見えるでしょうか。

左側は、奇数にするため縦ひも・横ひもは5本にしました。赤の1/2幅のひもを側面と差しひもに使い、角ばらせることで形を保っています。
右側は、パンチで目の穴を開けました。

そしてオマケ、黒いPPバンドを切り抜いて作った飾りです。他のかごに両面テープで貼り付け予定。

データです。

PPバンドの小かご・ランダムパターン

ここまで、赤と黒の小かご、片側同色、2色で2までの基本的なパターンを試してみましたので、次は、パターンのないパターンでやってみましょう。

CraftBandSquareの[ひも上下]のタブには[ランダム]というボタンがあります。乱数で上下を作ってくれるのです。4つの側面は各6本×4段となっていますので、4×4のパターンを組み合わせて12×2を2組作りました。繰り返しなしです。

そのままのパターンと、反転パターンです。

ランダムパターン

これまでは、繰り返しは2×2以下にしていましたので、定期的に咬み合う箇所がありました。でも、ランダムパターンだとそんな考慮なし。作っている時も形がまとまらず作りにくいし、出来てからも段が重なってしまう箇所がたくさん出てきました。

問題個所

このサイズだと、四角の組み合わせの影響が大きいです。そして、お任せ(ランダム)にしてしまうと、重なる方が自然。つまり、平編みというのは、不自然の最たるものだったのですね。

データです。

PPバンドの小かご・6を2と1

赤と黒の小かご、片側同色、2色のパターンです。

1×2を3つごとの繰り返しではなく、6つをセットとして繰り返すようにしてみました。
2が2点、1が1点。1と2それぞれに赤と黒が対応しますので、全体としての色調は同じになります。

反転パターンと並べました。ぱっと見、同じように見えます。

6を2と1

データです。[上下交換]のボタンで入れ替えできるのですが、両方を載せておきます。