日別アーカイブ: 2026年10月9日

四つ畳み編みの小かご

まず、縦横立ち上げのシンプルなかごを作ってみました。
縦横がわかりやすいよう、それぞれの色を変えました。

四つ畳み編みの小かご
四つ畳み編みの小かご
四つ畳み編みの小かご

※試作については、全て、コマ上側の縦ひも 「右側(右綾)」とします。「左側(左綾)」で編む場合は、図も反転しますし、上から/下からなど、編みやすい位置に適宜読み替えてください。

底編みの状態は、こんなです。実は、裏のたすき掛けの方向が揃っていなかったりするのですが、裏は不問、表の模様だけを見ることにしましょう。右が「底編み」「ひも全体」のプレビュー図です。

底編み完了時の写真
底編み完了時の写真
「底編み」「ひも全体」のプレビュー図
「底編み」「ひも全体」のプレビュー図

「開始ライン」は、斜め編みのために追加した機能ですので、縦横立ち上げの場合はこの情報がなくても編めます。

基本的には、横ひもはすべて同じ長さですから、ある横ひも1本を見た時は、縦ひもにコマが作られる位置は全て同じ。縦ひもも同じ長さですから、ある縦ひも1本を見た時は、横ひもにコマが作られる位置は全て同じだからです。つまり、毎回メジャーで測らなくても、2点目以降は、縦横とも隣と同じで済むのです。

ですので、最初のコマである「開始位置」の縦横がわかればいい。

そして、最初のコマのためには、コマ端位置、ないしは折り位置をメジャーで測る必要があるわけですが、これも、ひもを半分に折ってマークする、という手法で省略することができます。

「開始位置」を全体の中心のコマとし、ひもの中心に対するずれを調整するのです。(折り位置と中心・コマ数が偶数か奇数かに合わせて、先の「コマ要尺とコマ寸法について」の長さ分)。

でもそれも、最大ずれたとしても要尺の半分程度ですから、その分をひも長加算に加えておけば、調整も省略できます。その場合は、半分に折った個所をそのまま折り位置としてコマを編めばよいのです。

そして、底編み完了時には、すべての残りひもの長さが同じ(上の写真では下手なのでちょっとずれていますが)になります。

まとめますと、指定長にカットされたひもを、メジャー無して編める条件は、縦方向/横方向それぞれについて、以下のようになるでしょうか。

コマ位置がひもの中央(コマ端がひもの中央を含む)
もしくは
ひも上のコマ位置が、既に編まれた行もしくは列と同じ(残りひもの長さが等しくなる)

その後、残りひもの位置で折って立ち上げ、側面の編みひもをぐるっと編みました。
四つ畳み編みは、間に四角形の目が開きますが、角の4点は三角です。
縁の処理は「コマの裏の隣のコマに折り込む」です。

4つの角、三角の目
4つの角、三角の目

この作品の構造データ(knot形式)です。本数・サイズ・色・バンドの並びなどは以下のXMLをご覧ください。